StarWalker’s diary

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『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・ハンのランドスピーダーの名前が判明【ネタバレ】

 米国で5月25日に公開予定の『スター・ウォーズ』シリーズの映画最新作であるスピンオフ作品『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の予告編が登場し、今から公開が待ちきれません。Entertainment Weekly紙を中心に、ぞくぞくと本作に関連する情報が出てきましたが、今回は予告編にも登場したハン・ソロの乗るランドスピーダー関連を中心に最新情報をまとめてみました。

《映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に関するネタバレを含みます》

 

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新キャラクターの声の出演

 予告編の中で登場した4本手のエイリアン種族のキャラクターについて、『アイアンマン』シリーズ、そして実写映画化が進行中の『ライオン・キング』の監督を務めるジョン・ファヴロー氏が声を担当していることが明らかになった。

 ロン・ハワード監督は先日、自身のTwitterの中で、ジョン・ファヴロー氏がエイリアンの声で出演していることを明らかにしていた。

    その中では具体的にどのキャラクターかについては触れられていなかったが、今回、ジョン・ファヴロー氏が自身のTwitterの中で、予告編の中で登場したエイリアン種族のキャラクターの画像をツイートしたことで確認された形になった。

 

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コレリアン・ハウンド

  Entertainment Weekly紙からの最新記事(Solo A Star Wars Story: How new books connect to the movie)の中で、映画『ハン・ソロ』関連で新しく出版される書籍を紹介している。

    この中で、新三部作映画のヴィジュアル・ディクショナリーの監修でお馴染みのパブロ・ヒダルゴ氏がまとめたハン・ソロ/オフィシャルガイド』の表紙の写真から、今回登場するコレリアン・ハウンドというクリーチャーの姿が明らかになった。

 これまでレゴからのリーク情報で明らかになっていたデザインが公式に確認されたことになる。依然としてどのシーンでどのように登場するかは不明ながら、ピラニアのような牙と悍ましい顔つきは、なかなかグッドデザインと言えると思う。

 

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М-68ランドスピーダー

    予告編にも登場したハンが乗っていたスピーダーだが、その名前も明らかになった。どうやら「Mー68ランドスピーダー」という名称らしい。左側の一部が欠けて左右非対称になっている感じがまたカッコいい。

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    以前の記事(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・予告編第1弾の考察とあらすじの予想【ネタバレ】 - StarWalker’s diary)の中でこのランドスピーダーのデザインについて、私はロン・ハワード監督の初主演映画アメリカン・グラフィティ』でハリソン・フォード演じるボブが乗っていた自動車「1955シボレー150」に影響されてるのでは?ということを少し書いた。

 

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アメリカン・グラフィティ』に登場した1955年シボレー150。特徴的なボンネットの上の通気口の出っ張りやウィンドシールドの形などはM-68のモデルか?


 だが、デザインをよく見て調べると、もしかするとフォードが作っていた60年代の人気車である「フォード・ファルコン」の初期の世代のデザインに触発されたのかもと思える。

     前照灯の配置とボンネットと側面の丸みがありながらやや角ばったデザインや、特にコンパーチブルモデルが出ている点などが似ている感じがする。

    そして、もしそうなら、何と言っても「フォード」に「ファルコン」という名前が、ハン・ソロというキャラクターへのオマージュ、ハリソン・フォードへのリスペクトになっているのはなんと粋だ。 

 

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フォード・ファルコンのコンパーチブルモデル

    これは私の根拠なき推測に過ぎないが、М-68という名称も、フォード・ファルコンが全盛期だった1960年代の終わりの「68年」を意識してるのではないか?

 フォード・ファルコンのデザインは、その後有名なフォード・マスタングのベースになるが、そういえば、ロン・ハワード監督は『アポロ13』という1970年を舞台にした映画で、トム・ハンクス演じる主人公の宇宙飛行士が乗る真っ赤な当時のシボレー・コルベットと、フォード・マスタングを登場させていた。

    そういう意味だと、シボレーとフォードはロン・ハワード監督に馴染みあるわけで、このあたりの車の描写を見ると、今回の『ハン・ソロ』のランドスピーダーのデザインに関しても、この時代の車のデザインに対するこだわりを出したのかもしれない。

まとめ

 今回の『ハン・ソロ』は『新たなる希望』の10年前を描くらしいですが、よく考えると『新たなる希望』が公開されたのが1977年であるから、1960年代の終わりは約10年前になります。

    ロン・ハワード監督は『ビューティフルマインド』や『シンデレラマン』『アポロ13』『フロスト×ニクソン』『ラッシュ/プライドと友情』など比較的、過去の時代を舞台にした伝記ドラマ物や時代劇が多い監督で、監督デビュー作で『バニシング IN TURBO』など痛烈なカーアクション映画を作ったりしています。

    そう考えると、ロン・ハワード監督やその下で働くデザイナーも、ハン・ソロの若い時代を描くにあたって、『新たなる希望』が描いた時代と本作で描かれる時代の時代差を考え、『新たなる希望』が公開された10年前である1960年代終わりの雰囲気を、スピーダーのデザインに反映させて作ったのかも?という気がしてきます。 

 映画に先立って、今後も色々な映像や写真が登場してくると思いますが、その都度できるだけブログでも取り上げていこうと思いますので、今後も引き続き皆様のご愛顧をよろしくお願い致します。