StarWalker’s diary

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『スター・ウォーズ/エピソード9』の撮影開始7月の謎と出演者のコメントの不思議

 スター・ウォーズ新三部作は、『最後のジェダイ』の劇場公開が終了し、はやくもエピソード9の製作が始まろうとしています。新三部作の完結編となるエピソード9は、今年の7月末から撮影が開始するようです。その撮影開始時期とこれまでに出演者が語ったことの謎を考えます。

 

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脚本は完成済み

 エピソード9の脚本は、すでに完成済みだ。すでに昨年12月15日の段階で、JJエイブラムス監督は、エピソード9の脚本をディズニーに提出しており、大筋の物語はすでに出来上がっていた。

 その後、ディズニーとルーカスフィルムの上層部の意向を取り込んだうえで脚本を修正したようで、JJエイブラムス監督は、2月22日に米CBSのトーク番組である『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア(The Late Show with Stephen Colbert)』の中で「脚本が完成した」ことを語っている。

 当初1月末から2月あたりから撮影が開始するという情報もあったが、その後6月と噂されたが、どうやら撮影は7月末から開始するとのことだ。

 『最後のジェダイ』では1月の脚本修正を経て、2月ごろから撮影を開始して、7月まで撮影をしていたので、同じようにエピソード9でも7月から今年の年末まで撮影が行われるのではないだろうか。

撮影は7月末の謎

    では、なぜ撮影開始が7月末なのだろう?『最後のジェダイ』は1月に脚本が完成しており、2月から撮影を開始、3月にはクロアチア、5月にはアイルランドとロケ撮影を終え、7月末にはほとんどの撮影を終了していた。エピソード9は脚本の完成が少し遅いことはあるが、それでも7月末とはやはり開始が遅い。

    これは推測だが、実はこの撮影スケジュールに影響を与えているのではないかと思うのが、前回の記事で紹介したロケ地(『スター・ウォーズ/エピソード9』はどこで撮影?わかってきたロケ地情報 - StarWalker’s diary)の都合だ。

    ロケ地の候補に挙がっているペルーのマチュピチュは山岳地帯であり、11月から4月は雨季となり5月から10月までが乾季に当たる。また、雨季といっても標高が高く、一日中雨が降るような天候でなく全体的には降水量は少ないのだが、スコールのように集中して雨が降るような場所なのだ。

 だが、撮影が行われると思われる7月から9月にかけては雨が逆にほとんど降らない。山岳地帯だから行ったはいいものの土砂崩れなどにあい、足止め、撮影中止などのリスクが高い。となると、やはり雨が圧倒的に少なくなる乾季を撮影のために選ぶのは当然だろう。

    もう一つは、アラスカ州のデナリ国立公園(『スター・ウォーズ/エピソード9』はどこで撮影?わかってきたロケ地情報 - StarWalker’s diary)で、この場所は雪が6月まで残り、9月中旬には観光シーズンが終わるくらい夏が短い。6月中旬から新緑の季節で7月が最高気温が最も高くなり、8月以降は再び寒くなり、10月になれば再び雪が降りだす。つまり、雪の中での撮影を望まない限り、6月~8月しか撮影できる季節がない。そのかわり、北緯64度という極に近いため夏は太陽が日照時間がかなり長くなるため、一日のうちで撮影できる時間はかなり確保できる。だが、逆に冬は極端に日照時間が短くなってしまう。

    また、スペインのトルカル・デ・アンテケーラもロケ地候補の一つ(『スター・ウォーズ/エピソード9』はどこで撮影?わかってきたロケ地情報 - StarWalker’s diary)だが、ここも山地だ。マチュピチュまではいかないが標高が高く、最高地点では1300メートルほどある。そして、6月から8月はほとんど雨が降らないで毎日快晴が続くが、逆に5月までと10月以降は降水量が多くなる。

   こうみると、海外ロケ地での撮影は7月から9月が最適で6月以前は撮影に向かない場所が多いのだ。国内ならまだしも国外でのロケーションにあたっては気候の問題は大きくスケジュールを左右する。

 これは、たぶん創造主ジョージ・ルーカスが一番よく知っているだろう。1976年に『スター・ウォーズ』を撮影した際に、タトゥイーンのシーンは3月中旬から4月頭にかけてチュニジアで撮影を行った。まさしく42年前の今くらいの時期だ。

 だが、撮影は雨と豪雨と暑さのためのトラブルで散々な状態で、豪雨でセットは吹き飛ばされるなど予定通りには進まずスケジュールは遅れに遅れてしまい、結局タトゥイーンの一部のシーンはカリフォルニア州のデス・ヴァレーで帰国後に撮影したりしている。

    『フォースの覚醒』は2014年5月から撮影していたが、アラブ首長国連邦アブダビ、ルブアルハリ砂漠で5月にジャクーのシーンを撮影し、6月になってイギリスのパインウッド・スタジオでセットでの撮影を行った。7月はスケリッグ・マイケル島で惑星オクトーのシーンとイングランド北西部のカンブリアの湖水地方で惑星タコダナを撮影、9月にはバークシャーのグリーナム・コモン空軍基地で惑星ディカーのレジスタンス基地のシーンを撮影している。

 アブダビは6月に入ると最高気温は40度近く、7月8月になると最低気温でも30度近くなる。だが4月までは、雨季に当たり少ないとは言え雨が降るが、5月以降は乾季であり、5月は年間最低降水量でありほぼゼロミリになる。ジャクーではレイがゴミ漁りとして生活していたオープンセットを作ったが、4月前だと雨が降る可能性もあり、6月以降は逆に暑さが尋常じゃなくなるため5月が最適だったわけだ。

 逆にスケリッグ・マイケル島は6月から9月が最適で、6月以降はイギリス、イングランドアイルランドブリテン島アイルランド島の間でしか移動していない。

   こう考えて前回の記事で取り上げたロケ地の情報と、撮影時期の情報を照らし合わせてみると、エピソード9の撮影時期をあえて7月にしたのは、そのような事情によるものと考えられるのだ。

   そして、ロケ地の情報が正しいとすると、エピソード9の撮影は、7月中にアラスカ、その後ユタ、ペルーをまわりイギリスのパインウッド・スタジオに移動し、スペインやスコットランドで撮影をするという流れで進むのではないかと思われる。

 

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 脚本はまだ未読なキャストたち

  すでに脚本が完成済みということで、レイやカイロ・レンの運命も、もはやJJエイブラムスとクリス・テリオの手の中ですでに決まっているということだが、肝心の出演者たちは、皆そろって「まだ脚本を読んでいない」と明かしている。

    例えば、今月16日には、フィン役のジョン・ボイエガBBCトークショーに登場し、以下のように語っている。

I don't know a thing, but I know I start filming in July. They're prepping and planning. JJ has a script, but I just haven't read it yet.

全く何も知らないんですよ。でも7月から撮影が開始するのは知ってます。今は計画して準備しているところです。JJは脚本を完成させてます、でも私はまだ読んでないんです。

 さらに、ハックス将軍役のドーナル・グリーソンも同じ3月16日にイギリスの週刊誌であるラジオ・タイムズ(Radio Times)最近、以下のように言っている。

I’ve got no idea [about what comes next] because I haven’t read a script. I have no idea what direction he’ll take it in, or even if he’ll use me.

次回作がどうなるか全くわかりません。というのも、まだ脚本は読んでいないので。JJは物語をどのような方向に持っていくのかも、彼がどのように自分を使うのかも全くわかりません。

 また、デイジー・リドリーもと同じくラジオ・タイムズ(Radio Times)で以下のように述べており、エピソード9の内容については知らないことを明かしている。

I’ve heard nothing about [Episode IX]. I hopefully will soon. It’s interesting, because after [The Force Awakens] came out we literally went straight into [The Last Jedi], so there was no time to think about it. And now I’m like ‘Huh, I wonder what I’m going to be doing for six months?'

エピソード9については何も聞いてません。もうすぐわかるでしょうね。『フォースの覚醒』の後は、本当にすぐに『最後のジェダイ』に入っていったので、考える時間がなかったですから興味をそそられます。今は「あら、私は半年間どんなことをしているのかしら」という感じですね。

 

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戦争を終わらせるための戦争

 エピソード9の物語の詳細はまだ不明ながら、製作スタッフのコメントから断片的に漏れてきた話の中で共通していることがある。それが、エピソード9はエピソード7から始まった新三部作の完結編だけでなく、過去これまで3つのすべて三部作をつなぐ最終章になるのではないか?ということだ。

 ジョン・ボイエガも2017年10月8日の時点で「脚本については何も知らない」と語りながらも、エピソード9は「戦争を終わらせるための戦争」と感じると語っていた。

I don't know nothing about the script, the story. I don't know where Finn's going, I don't know where Rey is going, but definitely I feel this is the war to end all wars in this movie. I'm interested to know how he will handle that.
脚本については何も知りません。フィンがどうなるのかも、レイがどうなるのかも。でもこの映画は「戦争を終わらせるための戦争」になるのだと思います。彼(J・J・エイブラムス)が物語をどうするのか興味があります。

 「戦争を終わらせるための戦争」というのは、当時、第一次世界大戦のことを表した言葉だ。あくまでも、ジョン・ボイエガは脚本やエピソード9の物語を知っていて発言しているわけではなく、彼の予測を述べているに過ぎない。

 だが、J・J・エイブラムスとクリス・テリオがまだ脚本を執筆中だった2017年10月19日の段階で、この二人が「エピソード9はすべての三部作をつなぐ物語になる」と語ったという情報が出たため、にわかにエピソード9が「戦争を終わらすための戦争」になるというのが若干信憑性を得たようなかたちで広まったように思える。

 いずれにせよ、ルーカスフィルムは、スター・ウォーズについて、エピソード9以降の新三部作の構想として、ライアン・ジョンソンによる全く新しい三部作を企画している一方で、エピソード10以降はまだ計画されていない以上、このエピソード9がスカイウォーカーを中心とした物語として、一度完結することはほぼ間違いないだろう。

 そのジョン・ボイエガは、つい最近の2018年3月22日にも、以下のように同様のコメントをしており、まだ脚本を読んでいないらしいが、撮影に向けてのトレーニングを始めるという正式な通告があったことを認めており、準備は進んでいるようだ。

Next for me filming wise is Star Wars: Episode IX in July, and they’ve officially given us a note to start training soon. I’m going to take a holiday before that, because I think Episode IX you know, regardless of where the story goes, and I haven’t read it by the way, is going to be all out war so I know that I’m going to have to do all I can and train for that.

次の私の撮影の仕事は7月のスター・ウォーズ/エピソード9です。公式にトレーニングをまもなく始めるとの通達がありました。その前に休暇をとります。エピソード9は、そうですね、物語がどういうものになれ、ちなみにまだ脚本を読んでないですけど、エピソード9は全面戦争になるでしょうから。だから自分がやれることはすべてやらなければいけなくなるし、そのための稽古もしないといけないですからね。

脚本未読のコメントの謎

    こうみると出演者は、共通して「脚本は読んでいない」とわざわざコメントしているのだが、どうも気になる。同じようなこの時期に、同じように「脚本はまだ読んでいない」と発言している3人。更に言えば、ジョン・ボイエガはわざわざ2回も同じコメントをしていて、2回目はどうもそのことを印象付けようとしているようにも聞こえてしまうのである。

 つまり、これは全く根拠はなく私の憶測にすぎないが、彼らはもしかすると、ルーカスフィルムから「脚本は読んでないと言え」とでも指示されているのではないか?と疑ってしまうのだ。つまり、ネタバレ対策として先手を打ち出演者側から「脚本を読んでない」と発言させてしまい、メディアの矛先をかわそうとした可能性があるのではと思うのである。

    エピソード9の脚本はすでに2月末に完成しており、撮影は7月末だ。つまりその間は4ヶ月もある。

 『フォースの覚醒』は2013年8月までに脚本が出来上がっていたが、その後キャスティングをはじめ、デイジー・リドリーがレイ役に決まったのが2014年2月、4月にすべてのキャストが決定していた。そして、その後すぐに撮影に入っていったわけで、その意味では撮影前にキャストから内容がばれる心配は少なかった。『最後のジェダイ』は脚本完成後、すぐに撮影にはいったので同じだ。

 だが、今回は脚本完成から撮影まで4か月も間が空き、その間キャストは稽古やリハはあるものの、キャストにとってはこれまでにない時間が空くことになる。

 ジョン・ボイエガは休みを取ると言っているくらいだし、デイジーも比較的ゆっくりと先のスケジュールを考える余裕があることがコメントからわかる。

 そうなると当然この間、出演者たちはメディアから様々な場所で、脚本に対する感想などを聞かれるし、しかもエピソード9は、三部作の完結編でありもちろん注目度は高くなるのはわかりきっているのだ。

 当然、実際に脚本を読んでいない可能性も十二分に高いのだが、これだけ間があいたらメディアのインタビューなどでしつこく聞かれているうちに、ついぽろっと何かの発言をしてしまったり、このくらいならと油断した発言をしてしまうというのがあり得えてしまい、ルーカスフィルム側もひょっとして何か対策を講じることを考えてもおかしくはないのではと思える。 

まとめ

   エピソード9については、脚本が完成し、これから7月までの撮影開始までの準備期間で、出演者たちの役作り、稽古、アクションの訓練などが始まるだろうと思われます。デイジーはじめまだ出演者は脚本を読んでないようですが、時間を考えるともうすぐ脚本の内容は関係者に明らかになると思われます。

 そうなると、デイジー・リドリーや主要キャストから物語に対する最初の感想や、新キャラクターに関するキャスティング、ロケ地、撮影に関する情報が少しづつリークしてくるはずで、いよいよ動き始めるエピソード9の情報も目が離せなくなりそうです。

 どうやら、私は考察ブログとか裏読みばっかりしているため、色々と余計なことまで疑い深くなっていると思われます笑。なので、まあ、真相はわからないわけであるし、時間の問題だ。素直にデイジーやジョンの言葉を聞いて、気長にエピソード9を待つのが一番良さそうではありますが・・苦笑苦笑