StarWalker’s diary

映画スター・ウォーズに関する独自の考察、謎解き、分析、最新作のストーリー予想、最新情報を発信するブログ

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・予告編第2弾が登場!【ネタバレ・考察】

 米国で5月25日に公開予定の『スター・ウォーズ』シリーズ最新作である『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の2分30秒の予告編第2弾がついに解禁されました。第1弾の時よりも今回はより物語の内容につながる色々な要素が散りばめられています。早速詳しく見ていこうと思います。

《本記事は、多分に映画『ハン・ソロ』に関するネタバレを含みます。またここで書かれている内容は筆者によるストーリーの予測と推測を含むものであり、公式なものではありません。》

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惑星コレリア

 ハン・ソロの出身惑星として名前はすでに知られているコレリアだが、本作でははじめて映画に登場する。今回の予告編で登場したのは、コレリアの夜の街を俯瞰するショット。そして街の下から夜空を仰瞰するショットに切り替わると、何やら多くの宇宙船が見れる。 

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 中央やや左側に大きく登場しているのは、その三角形の形と中央にやや緑色に光る格納庫のような四角い形から連想すると、帝国軍のスター・デストロイヤーのように見える。また右下に写っているのは、お馴染みのスター・デストロイヤーの艦橋の形に似ている。さらにこの場面、写真ではわからないが、映像ではしっかりとTIE戦闘機の飛行音が入っているので、やはり帝国軍の宇宙船だろう。本作で描かれる時代背景は、まさしく帝国の最盛期であり、帝国軍支配下の惑星コレリアが登場すると思われる。

 キラとハンは二人ともこの惑星の出身ということなので、映画の前半、物語はこの惑星から始まると思われる。

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エンヴィス・ネストとの対決

 本作に登場する敵役。予告編第1弾でも登場したが、名前がエンヴィス・ネストであることやその他少しづつその正体(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・敵役の盗賊集団と惑星の名前が新たに判明!【ネタバレ】 - StarWalker’s diary)が明らかになっている。今回も予告編第1弾に登場したように、ハンとエンヴィスが対峙するシーンが含まれている。キラの声がオーバーラップする。

You are after something. Is it revenge? Money? Or is it something else?

何を追いかけているの?復讐?お金?それとも何か他のもの?

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ランド・カルリジアンとの出会い

 予告編第1弾に登場していた酒場のような賭博場のような場所。サバックに興じているランド・カルリジアンのもとに現れるハン。今回の予告編では、一瞬だがよりはっきりとこの場面が登場する。ハン・ソロが現れた瞬間、テーブルにいた一連のエイリアン連中の視線がハンに注目する。中央にランド、彼の左隣、画面では右には、こちらの記事(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・新エイリアンキャラ2人の名前とエンヴィス・ネスト(Enfys Nest)に関する新情報【ネタバレ】 - StarWalker’s diary)で紹介した新しいエイリアンキャラクターのサーム・シザーパンチ(Therm Scissorpunch)がいる。どうやらデニーズのCMだけでなくやはり本編にもちゃんと登場するようだ。

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 ミレニアム・ファルコン号との出会い

    ミレニアム・ファルコン号を初めてみるハン・ソロが登場。予告編第1弾にもあったファルコン号を下から見上げる場面につながるカットのようだ。ファルコン号はまだランドの所有だろうが、彼がこの船を気に入ったろうことは明らかだ。

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 ちなみに第1弾では気が付かなかったのだが、このファルコン号を見上げるハンのシーンで、ファルコン号のコクピットのすぐ左側、画面の上ぎりぎりのところにお大小丸い光源が2つあるのだが、これはおそらく2つの太陽あるいは月だと思われる。というのも、予告編と同時に公開されたポスターを見ると、背景に映る惑星の空に太陽と思われるものが2つ見えるのだ(この記事の最後に掲載)が、別の情報からおそらく月なのではないかと思われるのだ。

   となると、月が2つある惑星が登場する可能性が高く、そして、ハンとファルコン号が出会うのもこの惑星ということでり、すなわち、ランドとハンが会うのも同じ惑星という可能性が高くなる。

   今の私の予想は、ずばりケッセルではないだろうか?これまでのところ、本作にはコレリア、ミンバン、ケッセル、ヴァンドアの4つの惑星が登場することがわかっている。最初に登場する先進産業都市はコレリアであり、ミンバンは沼と湿地帯の惑星、ハンたちがコンベックストレインを強奪する雪山は惑星ヴァンドアらしいことがわかっている。ここでファルコン号のあまりの薄暗いスモッグの様子は、このうちではどれかというと既に明らかになっているケッセルKessel | StarWars.com)の雰囲気に似ている。ミンバンという可能性もありそうなのだが、どうもポスターに描かれた風景が、私が聞いているミンバンの沼と湿地帯の惑星という設定に似つかわしくないので、ケッセルだろうと今は思っている。

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キラとの出会い

  今回の予告編では、キラとハンの出会いの場面も新しく登場した。エミリア・クラーク演じるキラはハンとはコレリアで育った幼馴染であることがわかっているが、キラはキラで18歳の時、犯罪の世界に足を踏み入れたらしいことがわかっている。二人がいるこの場所は、これまでの情報などから推測して、ポール・ベタニー演じるドライデン・ヴォスの根城のようなので、キラはこのドライデン・ヴォスの組織の中で犯罪に加担しているのかもしれない。 キラを演じるエミリア・クラークが実に魅力的である。

You look good. A little rough around the edges, but good. 

元気みたいね。粗削りだけど、いいじゃない。

 この台詞は実にハンとキラの再会をよく表しているように聞こえる。「元気みたいね」という台詞は二人が離れていた年月を思わせる。だがその反面、ハンに対して「粗削りだけど」と評価を下しているキラは、ハンと離れていた間に、犯罪組織の中で腕を磨かれ一流に育っていることと、それに対する彼女の自信が垣間見れる台詞だ。

 一方、ハンは、まだこの段階では密輸そして本格的な犯罪組織で揉まれているわけではなく、まだ若造といったところなのだろう。実際、ベケットもハンを「おい、若造(Hey, kid)」と呼んでいた。

 この後の台詞でもわかるように、キラはすでにランドやベケットとコネクションがあり、18歳のころから犯罪組織の中で育っているのに対して、初めてハンが密輸を始めるのが本作である。ハンとキラの関係がどう描かれるのか、そのあたりは実に楽しみである。

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I heard about a job? A big shot gangster putting together the crew.

仕事の話がある。大物ギャングがクルーを集めている。

   ベケットがいう大物のギャングとは、おそらくポール・ベタニー演じるドライデン・ヴォスのことと思われる。

 砂浜をハンとキラが歩いていく。その後ろには荷物を持ったチューバッカ。この砂地の場所は、ハンがベケットと出会う場所と同じである。そうなると、おそらくだが、キラはベケットの手下であり、ベケットはドライデン・ヴォスの下で働いていると思われ、キラを介してベケットとハンが知り合うのではないだろうか?チューバッカがどのようにしてハンと出会うかは、ここではまだわからない。 

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ドライデン・ヴォス登場!

    この予告編でついにポール・ベタニーが演じる敵役であるドライデン・ヴォスの姿が初登場した。 ポール・ベタニーは、マイケル・K・ウィリアムズに代わって、ロン・ハワードの監督交代と同時に加わった。マイケル・K・ウィリアムズが当初演じるキャラクターはエイリアン種族だったが、ポール・ベタニー演じるドライデン・ヴォスは人間のキャラクターである。今回登場した予告編映像では、ドライデン・ヴォスの顔にはっきりとした複数の傷跡があるのがわかる。 

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 スピーダーチェイス

 ランドスピーダーを乗り回すハン。予告編第1弾でもキラを助手席にスピーダーチェイスをするハンが登場していたが、今回登場したシーンには助手席にキラがいないように見える。つまりハンがスピーダーに乗るシーンは劇中1つではないようだが・・ハンの恰好だけを見ると同じ場所おなじ時だと思われるので、おそらくだが、ハンとキラは何かしら一緒に任務をして、その途中でキラと合流、キラを助手席に乗せて逃走、のようなシナリオだと説明がつきそうだが、どうだろうか? 

I'm a driver, and a flyer.

俺は運転手だ。そして操縦士だ。

 

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 モロクのスピーダーとのチェイスシーン。これは予告編第1弾で登場したチェイスシーンの続きだと思われる。そして、惑星ヴァンドアにおける雪山での列車強奪の一場面と思われる新映像が登場。注目は画面右側に4機みえるスウープスピーダーだ(スウープバイクについてはこちらの記事参照:『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・敵役の盗賊集団と惑星の名前が新たに判明!【ネタバレ】 - StarWalker’s diary)。

 このスウープスピーダーは、エンヴィス・ネスト率いるギャング団、クラウド・ライダーズが乗り回す乗り物であることがわかっている。エンヴィス・ネストがこの列車強奪でベケットを相手に格闘するのは予告編第1弾でも登場(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・予告編第1弾の考察とあらすじの予想【ネタバレ】 - StarWalker’s diary)しているが、この雪山の列車強奪では、エンヴィス・ネストだけでなく、クラウド・ライダーズがベケットらのミッションを妨害しに現れるようだ。

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ベケットの仲間

  ウディ・ハレルソン演じるベケットとその仲間も登場。注目すべきは、ベケットが持っている銃だ。ベケットはある銃にキスをして、ハンにこれを放るが、この銃は旧三部作以降でお馴染みのハンの愛銃であるDL-44ブラスターだ。つまり、この銃はベケットがハンに与えた物であるということのようだ。さらに書けば、エンヴィス・ネストとの対決シーンでは、ハンがこのDL-44を腰にぶら下げているので、エンヴィス・ネストの対決は、時系列的にベケットと知り合った後なのだろうか? 

I've waited a long time for a shot like this.

こういう機会を長いこと待っていた。

   ちなみに、私はハンがベケットに渡されるまでブラスターを持たずに生きてきたとは到底考えにくいので、ハンは自分が持っていた銃を何かしらの原因で失い、ベケットの愛銃を頂戴するのかもしれない。

   ジェームズ・ボンドの愛用の銃はワルサーPPKだが、もともとはベレッタを持っていた。映画ではシリーズ第1作『ドクター・ノー 007は殺しの番号』でベレッタに代わりワルサーになるのだが、これと同じように、このシーンは、ハンが初めてDL-44を渡されて、お馴染みの「ハン・ソロ」という男が出来上がる最初の瞬間かもしれない。

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 ハンとチューバッカ、キラ、ランド、L3-37

 ハンとチューバッカ、そしてキラが酒場のような場所に登場。おそらく、彼らがランドを探しにやってくる場面で、ここでランドと彼らが知り合うのではないかと思われる。この場所の天井に見えているランプのデザインが、冒頭ランドがいるサバックのテーブルの上についているものと似ているし、場所の雰囲気も同じだ。

 キラの台詞から、何かの目的でランドを探すことになったハンが、チューバッカとキラと一緒にここにやってくることがわかる。キラの台詞から、キラはランドのことを知っており、ハンにランドを紹介することになると思われる。

You've got a line on the ship?

宇宙船の方の情報は掴んだのか?

Yea, I know a guy. He’s the best smuggler around.

ええ、ある男を知っているわ。腕一番の密輸屋よ。

   ハンたちはベケットがいう仕事のために宇宙船が必要になり、キラが知ってるというランドそしてミレニアム・ファルコン号を手配するのだろうと思われる。となると、当然この仕事は密輸だろう。ランド・カルリジアンはすでに腕の良い密輸業者ということらしいので、密輸品を運ぶ船が必要になったキラとハンがファルコン号の船長であるランドと知り合う。

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 また、雪山にある古びた建物に向かってハンとチューバッカが背中をむけてやって来るシーンが今回の予告編で登場しているが、この建物の中にこのバーがあるのだろうか?外観からはわからないが、画面右上には建物の外枠の間に明かりが付いているようにも見え、そうならば上のシーンで登場した場所と同じということはあり得そうだが、ここでは外套を羽織っているハンが上のシーンでは羽織っていないことと、下にはキラが登場していない(ように見える)ので断定しがたく、編集上のミスリードのようにも見える。雪山の登場する惑星はヴァンドアと思われ、ハンがランドとであるのはケッセルだと思われるので、そうなるとやはり別々の場所のようにも思える。

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    ハンとランドのやり取りが登場。ハンが最初にランドと出会うシーンだろう。冒頭に登場したハンがランドの前に姿を見せたシーンに続く場面かもしれない。アルデン・エーレンライクの演技はハリソン・フォードのハンにだいぶ似せてきている、またドナルド・グローヴァー演じるランドの気障な台詞まわしはあのランドを彷彿させ、二人の演技が楽しみである。

I've heard a story about you. I was wonderting if it's true.

あんたについては聞いている。本当かどうか疑わしいがな。

Everything you've heard about me is true.

俺について聞いていることは全部本当さ。

   

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  そして、本作で初登場する新ドロイドキャラクターであるL3-37。彼女もランドがいた酒場に一緒にいるようで、その場にいる誰かと喧嘩をしているようだ。ランドは、彼女を「L3」と呼んでいるが、やはりL3-37はランドと一緒で、ファルコン号の副操縦士ということなのだろうか?

 ちなみに、ここでL3-37が喧嘩をしている理由だが、おそらく酒場で飲んでいた連中の一人からドロイドであることにいちゃもんをつけられてそれに怒っているという可能性はないだろうか?というのも、スター・ウォーズ世界には、ドロイドに対して差別意識を持っている連中が少なからず存在し、『新たなる希望』のカンティーナでもそうであったように、基本的にこのような酒場はドロイドお断りという設定が存在する世界だ。だとすると、この酒場でも、ランドに一緒に来たL3-37が、ドロイドだという理由で「お断りだ」と言われ怒るという状況はあり得るだろう。 

 予告編では、L3-37がハンとキラ、チューバッカと出会う最初のシーンだろう。

Lando:L3! Let go of the mean man’s face.

ランド:エルスリー!その卑劣な野郎の顔を放してやれ!
L3:Who are these guys?

L3:こいつらは誰だい?

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ミレニアム・ファルコン号

 ミレニアム・ファルコン号の俯瞰ショット。実に美しいミレニアム・ファルコン号のデザイン の全体像が見て取れる。そして、操縦席に入ってくるハン。ハンが初めてファルコン号に足を踏み入れた場面だろう。ハンはファルコン号のインテリアを気に入っているようにも見える。 

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 ベケット

 ベケットがハンとチューバッカに声をかけるシーン。予告編第1弾でも登場していたベケットが「一緒に来るか?」とハンを誘う同じ場面だが、今回はここにベケットの会話が重なる。 この台詞からわかるのは、ハンはベケットと行動を共にすることで本格的に密輸業にそまっていくということなのだろう。ベケットとの出会いがハンの人生を決めていくことになるようだ。

If you come with us, you are in this life for good.

もし一緒に来るなら、一生身をこれに投じることになるぞ。 

 

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ランドとL3-37

 ランドとL3-37が操縦席に並んで座りファルコン号を飛ばすシーン。二人の後ろにはハンが立っているが、突っ立ているハンに対してランドが「ベルトを締めた方がいいいぜ(You might want to buckle up, baby.)」 とランドが言う。

 ハンに対して「baby」と呼ぶあたりが、初対面のランドとハンの関係を表している。「ベルトを締めた方がいいぞ」というのは、ファルコン号の速さを知らない若造のハンに対して自慢気味に言うランドの台詞としてはぴったりだ。

 予告編ではL3-37とランドが、ファルコン号を操縦し、光速へジャンプする様子も登場していたが、この台詞の感じは、いかにも光速ジャンプする瞬間に、油断していたハンが思わず、その速さにひっくり返り、ファルコン号の加速を直に感じるというシーンがありそうではないか?そして、それがおそらくハンが初めてファルコン号で旅をするというスター・ウォーズ銀河史に残る1ページになるかもしれない、と色々想像が膨らむ。

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レンジ・トルーパー登場

 予告編第1弾でも登場していた列車強奪シーン。第1弾では、ベケットと今やその名前が明らかになったエンヴィス・ネストが列車(ちなみにこの列車はコンベックスということがすでに明らかになっている)の上で一騎打ちをしていたが、今回はなんと新トルーパーであるレンジ・トルーパーまでもが登場。これはなかなか見どころだ。つまり、この雪山での列車強奪シーンは、エンヴィス・ネストと彼女が率いるクラウド・ライダーズら、そして帝国軍とベケット、ハンら一行という三つ巴の争いになるということだろう。エンヴィス・ネストと帝国軍が協調しているとも考えにくいが、彼らはどういう目的でベケット、ハンらを妨害しようとするのだろうか?エンヴィスはベケットらへの報復、または彼らの利益のため、そしてレンジ・トルーパーはこの惑星に駐在する帝国軍として強奪を防ぐために登場するのかもしれない。

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 ケッセル

 ミレニアム・ファルコン号の飛行シーンが登場。どこかの惑星の空を駆ける。具体的にこの惑星がどこかこの映像だけではわかりにくいが、厚い雲に覆われている情景から考えると、ケッセルの可能性が高いのではないか?スター・ウォーズの公式サイトのページ(Kessel | StarWars.com)では、ケッセルの風景が公開されているが、この黄色いスモッグで大気がつつまれた様子は非常に似ている。

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 惑星ミンバンでAT-STウォーカーの登場か?

  惑星ミンバンではどうやら帝国軍とのいざこざがあるようで、マッドトルーパーやATウォーカーが登場するようだ。登場するウォーカーはAT-STのような二本脚だが、長い砲塔を持っているみたいで若干AT-STとは外観が異なっているように見える。 

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 今のところ玩具などからのリーク情報で新しいウォーカーが登場するという噂は、私は知らないのだが、惑星ミンバンが沼と湿地帯の惑星であるという設定を考えると、この地形に特化したウォーカーがいてもおかしくはなさそうであるし、ルーカスフィルムとディズニーは、帝国軍のウォーカーの人気を知っているので、『最後のジェダイ』でも『ローグ・ワン』でもAT-M6やAT-ACTなど新しいウォーカーを登場させているので、今回も新型の可能性は十分にあり得るだろう。

 ちなみに、上だと暗くて分かりにくいが、奥(画面中央やや左下奥)にはもう1台のウォーカーがいることがわかる。手間と右端にいるのは、マッド・トルーパーだ。更に奥に見える1台のウォーカーは、手間にいるものと砲身の位置が違って見えるので、これもまた別タイプだろうか?

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  ここで少し気になったのだが、この長い砲身を持つAT-STというのは、似たタイプのウォーカーが旧三部作に登場している。実は、AT-STは『ジェダイの帰還』で初登場ではなく『帝国の逆襲』でわずかに2ショットだけ登場している。ただ『ジェダイの帰還』に登場したAT-STと若干外観が異なり、『帝国の逆襲』版AT-STは、重心位置が高く、頭本体も一回り小さい。そして、『ジェダイの帰還』版にくらべて砲身が長いのである。もしかして、本作で登場するAT-STは、この『帝国の逆襲』版AT-ST(下の写真は『帝国の逆襲』から)あるいは、それに似たタイプとして再登場するのでは?と思ったのは私だけだろうか? あるいは時代差を考えると、この前身タイプかもしれない。

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   ファルコン号の前で何やら襲撃を受け反撃しているランド。おそらく、L3-37やキラが同じようにファルコン号の前で戦っているシーンもあることから、同じ場面だろうと思われる。更に、チューバッカともう一人のウーキーが抱擁するシーンも、このブラスターの襲撃のさなかのようなので、一覧の場面は同じシーン内の出来事だろう。

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ヴァルも活躍

 タンディ・ニュートン演じるヴァル。名前以外にはまったく不明のキャラクターだが、ベケットの部下としてこの雪山の作戦にハンらと一緒に加わると思われる。そして、ベケットだ。ベケットがいるのはおそらくミレニアム・ファルコン号の船内だと思われる。そしてベケットのハンに対する台詞、忠告が意味深である。

Let me give you some advise. Assume everyone will betray you and you will never get disappointed. 

助言をしようか。裏切らない奴などいないと思うことだ。 そして、いちいち失望しないことだ。 

 これが言葉だけとは到底思えないので、おそらくだが何かしらの裏切りなどが起こる気配がする。実際に、エンターテイメント・ウィークリー紙に掲載されたインタビューの中でアルデン・エーレンライクは「(誰が味方か敵か)それがまさしく映画の中でハンが知ることになることだ」ということなので、この辺りはどのようにドラマが進むのか興味深いところである。 

 このヴァルというキャラクターは予告編でもほとんどわずかにしか登場していない。そして気になるのは、ミレニアム・ファルコン号で、ベケット、ランド、ハン、チューバッカ、キラの5人は一緒にコクピットにいるシーンがあるのだが、このヴァルだけは(L3-37は別の事情がありそうなのでここでは割愛)彼らと登場するファルコン号の船内のシーンが出ていない。もしかすると、彼女が予想に反して裏切ることもありえるのではないか?その一方、彼女はベケットの忠実な部下の一人でもあるので裏切りは考えづらいとは思うが・・この点は、追加情報を待つしかなさそうである。

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チューバッカともう一人のウーキー

    やはりチューバッカ以外にもう一人のウーキーが登場するようだ。以前の記事(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』についてわかっていること【ネタバレ・予想】 - StarWalker’s diary)でこの可能性については触れたが、どうやら事実だったみたいである。しかしながら、このもう一人のウーキーの正体はまだ不明だ。

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ケッセル・ラン?

 ファルコン号を操縦するハン。助手席にはキラ、そしてチューバッカが後方にいる。予告編第1弾でもファルコン号を操縦するハンは登場していたが、この時はキラ、ベケット、ランド、チューバッカとハンの5人がそろっており、チューバッカが助手席にいた。状況的には同じシーンだと思われるので、おそらくベケット、ランドらがお馴染みに砲座でTIE戦闘機を撃墜しにまわり、キラとハンが操縦するのだが、チューバッカがキラに代わってその腕を発揮し、見事切り抜けるのかもしれない。

 L3-37とヴァルがいないことが非常に気になるが、前後の物語を考えると、悲しい結末もありそうだ。推測だが、L3を失ったランドは副操縦士がいないためファルコン号を操縦できない。代わってハンとチューバッカがこの船を初めて二人で操縦するという状況ができるのかもしれない。

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   この予告編で一番興奮した場面がこれだ。初めてファルコン号を操縦することになったハンの台詞だろうか?解説はいうまでもない。彼のこの口癖は、いつしかbad feelingに変わるわけだが、それまでにはハンの人生にいろんなドラマがあったに違いない。こういう形で登場させてくるとは粋ではないか。これだけでもワクワクする。映画に対する期待を表した言葉として、この言葉をそのまま返したい気分だ笑

I've got a really good feeling about this.

とってもいい気分だぜ!

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   そして、チューバッカに操縦できるのかと聞くハン。この場面、副操縦士席にはキラがいるが、俺に代われとばかりにチューバッカが名乗りを上げるのだろうか?予告編第1弾のほうでは、チューバッカが副操縦席に座り、キラがハンの後ろの後部座席に座っていたので、おそらくそんな展開が予想できる。ここは、ハンとチューバッカのコンビが誕生する瞬間がとのように描かれるのかが楽しみだ。

Since when you know how to fly? 

いつから操縦を知ってるんだ?

You’re a hundred ninety years old? You look great! 

190歳だって?にしちゃ元気だな。

   この台詞からチューバッカの年齢が190歳であることがわかるのだが、『新たなる希望』の時点のチューバッカの年齢は公式に200歳であることになっているため、前の記事(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』についてわかっていること【ネタバレ・予想】 - StarWalker’s diary)でも書いたようにこの映画が描く時代背景が『新たなる希望』の10年前であることがこの台詞から確認されたことになる。 

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    砂浜の上空を飛ぶミレニアム・ファルコン号。この予告編では光速ジャンプした直後にくっついているが、これは編集によるものだと思うので、実際にどのようにしてファルコン号がこの場所に登場することになるのかはわからない。

 だが、この場所はエンヴィス・ネストがいたあの場所であることを考えると、この時ファルコン号を操縦しているのは、ハンで、まさしくエンヴィス・ネストと対決するためにやってきたとも考えられそうだ。だとすると、エンヴィス・ネストとハンの対決は物語の後半、少なくともハンがミレニアム・ファルコン号を手に入れた後になる。

 これらを整合させることを考えると、一つ考えられるストーリーは「ハンがベケットの復讐のためエンヴィス・ネストを倒すためにここにくる」ということが考えられないだろうか?

 つまり、ベケットはエンヴィス・ネストと対決することがわかっているが、ベケットはこのエンヴィスの手にかかり命を落とし、ハンは彼の敵を取るためにこの場所にくる。

 先にDL-44ブラスターが、ベケットからハンに下されたものであることを書いたが、そうなるとエンヴィス・ネストと対決するハンの場面で、このDL-44がクローズアップされることも、キラが言う台詞「何を求めているの?復讐?」という言葉の意味も繋がってくる気がするのである。 

  そして、そのドライデン・ヴォスが何やら赤く光る鞭のような武器をもって暴れまわる。まるで逆上したかのような彼の行動の意味するものは何だろうか? 

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 これはTV版予告編(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・TV版/予告編第1弾が遂に登場!【ネタバレ・予想】 - StarWalker’s diary)に登場したやや悲し気な表情を浮かべるキラのシーンに繋がるのかもしれない。というのも、このシーンでキラが着ている服と彼女の髪型が、こちらの場面(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・予告編第1弾の考察とあらすじの予想【ネタバレ】 - StarWalker’s diary)のキラの服と髪型と同じであり、かつこの野外のシーンはエンヴィス・ネストとハンが対決するシーンと同じ場所のように見えるからだ。

 とすると、ハンとキラは、ここに戻ってきてドライデン・ヴォスに対して何かしらの復讐をするのだろうか、あるいはドライデン・ヴォスやベケットに対する復讐をエンヴィス・ネストにするのだろうか?

ミンバンのストームトルーパー

 惑星ミンバンに駐留していると思われるストームトルーパー、マッド・トルーパー(Mud Trooper)が登場。少し先に登場したウォーカーとともにやってくるのだろう。画面左側にはウォーカーの脚とも思われるものが横たわっており、さらに右端には煙の中にかすかに前に登場したAT-STらしきウォーカーが見えるので、おそらく同じシーンだろう。 

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キラとL3-37の戦い

 ファルコン号の搭乗ランプの前で戦うキラとL3-37。この予告編にはランドも同じように戦っている場面が登場している。この場面だが、キラ、ランド、L3-37は一緒にいるが、ベケット、ハン、チューバッカ、ヴァルがいない。また背景などの様子から考えると、列車強盗をする雪山と同じ場所だと思われる。となると、ベケット、ハン、チューバッカ、ヴァルは別行動で、実際に列車の貨物を奪う目的で行動し、キラ、L3-37、そしてランドらはミレニアム・ファルコン号とともに残って待機あるいは別行動という形なのではないだろうか?

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 L3-37も一緒に戦う。ここで彼女の印象深い台詞が登場する。彼らは何のために何と戦っているのだろうか?更に気になるのは、L3-37の周りに何人か仲間がいるように見える点だ。もしかすると、ベケットが組んだチームというのは、ハンたちの主要キャラクター以外にも数人のメンバーがいるのではないだろうか?

So glad we took this job!

この仕事が出来て嬉しいわ!

  というのも、以前の記事で紹介したキー・トウルサイトやケッセル・オペレーション・ドロイドたち(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』についてわかっていること【ネタバレ・予想】 - StarWalker’s diary)や、こちらの記事で紹介した予告編第1弾に出ていたリオ・デュラント(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・仮面の敵役と新エイリアンキャラの名前が判明【ネタバレ】 - StarWalker’s diary)はこの予告編にはまだ登場していないのだ。

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 ハンとチューバッカ

  コンベックストレインで何かのミッションを遂行する二人。チューバッカが振り落とされそうになるところをハンが救い出すようだ。当然ながらチューバッカの結末は知ってるわけだが、その後ハンと固い友情を交わしたチューバッカの過去は非常に興味深く、楽しみである。 

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予告編と同時にポスターも公開

    さらに今回予告編と一緒に公式ポスターも公開になった。登場人物のビジュアルはこれまでと変わらないものの背景に映る惑星の空にはなんと太陽?が二つある。一見、太陽かと思うのだが、実はレストランチェーンのデニーズ(Denny's)がが本作とタイアップした特別メニューを提供していて、そこには卵を二つ使った目玉焼きメニュー(Two Moon Skillet)が登場している。注目はこのメニューの名前だが、はっきり二重衛星(二つの月)という名前のようなので、どうやら少なくとも月が2つある惑星が登場するのは間違いない。このポスターに描かれた風景からすると、私はケッセルではないかと思っているのだが、まだまだ不明だ。 

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まとめ

   遂に登場した予告編第2弾は、盛りだくさんの内容で、ここまで出していいのかというくらいです。ここまで思ったことを羅列して書きましたが、まだまだ内容を整理できていない部分も個人的には若干あるので、この記事はまた更新するかもしれません。引き続き最新情報が出てきましたら記事は投稿していきますので、引き続き皆様のご愛顧を何卒宜しくお願い致します。