StarWalker’s diary

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『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・ランドのミレニアム・ファルコン号の船内ツアー映像登場!

 米国で5月25日に公開予定の『スター・ウォーズ』シリーズ最新作である『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』。公開が近づくにつれて次々に解禁されている様々な広報映像ですが、今回はランド・カルリジアンを演じるドナルド・グローヴァーがミレニアム・ファルコン号の船内ツアーをお届けするという粋な動画が公開されました。

《本記事は、映画『ハン・ソロ』に関するネタバレを含みます》

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 お馴染みのファルコン号のタラップを渡ると、ドナルド・グローヴァーがお出迎え。ファルコン号の内装はすでに予告編でも登場しているように分割クッションがブロック状にタイル貼りされているお馴染みの通路だが、色は白くシンプルだが清潔感と高級感そして未来感を感じるインテリア

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 通路の先にあるのが、居住区画。字幕では28平方メートルの前方乗員居住区画とある。ここは『新たなる希望』でお馴染み、ルークがベン・ケノービからライトセーバーの技を教わり、ハンとケノービがフォースについてのやり取りをする場所になる。

 ランドは、この区画の真ん中にお洒落な腰掛けを設置していて、また区画の端にはミニバーもある。この真ん中の腰掛の中央に立っているものは、なんと16.1スペース・サウンド・システムらしい。16.1チャンネルのサウンドによる臨場感あふれる音楽を楽しみ、デジャリックも楽しめ、おまけにカクテルを飲めるというわけだ。

 もはや密輸貨物船というよりも立派な旅客船なみの設備だが、これは貴族趣味のランドの性格を表すと同時に、ファルコン号をこのような旅客船に装うことで密輸の隠れ蓑にするという目的もあるのかもしれない。

 奥の円形の通路の先は、左舷のドッキングリングに繋がっており、あとで登場する船長室はさらにその先だと思われる。 

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  居住区画にあっても船体の状況をモニタできるこの装置は今作でも登場する。座席にはまだクッションがあるが、これが時代が下るとクッションのない無機質なものになってしまう。装置自体も、灰色ベースの色に、白と黄のライトニングであり、ハンの時代の黒色ベースに赤と青のライトニングに比べると、なんとも明るくお洒落で近代的な印象を受ける。

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  居住区ではお馴染みのデジャリックの丸テーブルもちゃんと登場する。そして、それを囲うようにある半円状の腰掛けも旧三部作と同じだ。 天井にある車輪のような形の間接照明は、ハンの時代には撤去されているが、残りは大体そのままのレイアウト。 

 『新たなる希望』と比べてみると一目瞭然。デジャリックの丸テーブルを囲む椅子だが、表面の黄土色のカバーは、パテント革の座席シートらしい。これは、『新たなる希望』ではなくなってしまい下地が剥き出しになった状態であることがわかる。ルークやベン・ケノービらはこの座席に座って、オルデランまで行っていたが、さぞかし背中が痛かったに違いない…

 また、円形の座席に沿って細長く配置されているコントロールパネルは、環境調整用のパネル、奥の乗客用の仮眠ベッドには、一応娯楽用の簡単な設備が付いているようだ。

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  そして、一番ランドらしいのがこのキッチンだろう。この場所は、ハンの旧三部作時代になると撤去されてしまい単なる物置にしか使われていない(上の画像)のだが、貴族趣味のランドらしくなんとも洒落ている。カウンター横の左端の環状通路の入り口付近にあるのは、電灯スイッチと空調のコントロールパネルのようだ。

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  背面の細長い奥まった箇所は、本来は乗員用のベッドだと思われるが、ランドはここをキッチン用の調理器具と食器用の棚に使っているようだ。 そして、そこにはコーヒーブリューワー、カクテル用の瓶、自動料理機などなど一通り簡単な料理ができる器具は揃っているようだ。 テーブルの上にはいろんなものが置いてあるが、注目はウーキーのクッキー・ジャーと書かれているもの。チューバッカは雑食性だと思うが、ウーキー用のクッキーというのはドッグ・フードみたいなものなのだろうか?  

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  さらに奥に進むと、ランド・カルリジアンが寝室としていると思われる船長室がある。居住区に比べてやや小さめの区画だが、ベッドは本来の奥行からはみ出してまで二人分が横になれるゆったりのダブルサイズらしい。ムーディーな読書灯やステレオ機器と、サイドテーブルの上のライト、簡単なフィットネス用具などがあるらしく娯楽設備も充実させているようだ。 

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  このベッドにある寝具のカバーはどうやらカジャックの毛で出来たものらしい。カジャックというのがどのような動物かは不明だが、ランド曰く「簡単には手に入らない」高級品のようで、彼自身が手に取って自慢気に話す。 

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 そして、ランドが次に案内するのがウォークイン・クローゼット。ランドが「この船で一番クールな場所」と自慢する。カジュアルでカラフルなケープが左側に揃っている。 奥は靴棚のようだ。また、宝石類をしまう金庫もある。

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 最後にたどり着いたのは、もちろんコクピットだ。スライダーやスイッチを紹介するランドは、最後に光速航行用のスロットルバーを動かしてみせる。光速で飛ぶファルコン号はいつみてもカッコいい。

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  ランドのミレニアム・ファルコン号は、ランドの性格をよく表しているといえる。ハンは、こういった快適性を全く求めず、いかにファルコン号を快速船にするかだけに改造に改造を重ねていたに違いない。それにしても、ミレニアム・ファルコン号は、スター・ウォーズ銀河の歴史を目撃してきた唯一の生き証人と言えるが、時代を超えても愛されるファルコン号、本作でもその活躍が今から待ち遠しいところだ。

《ランドのミレニアム・ファルコン号の船内ツアーの動画は以下からどうぞ》

 

www.youtube.com