予告編から考察する『最後のジェダイ』は何を語るのか？～その６～【日本版本予告編公開！】

　10月30日、スター・ウォーズ映画最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の日本版本予告編と公式ポスターが公開されました。24日にはUSA Todayで公開された『最後のジェダイ』の新しいメイキング映像の公開に続いて、いよいよ公開まで２ヶ月を切りメディア露出も高くなってきて注目が高まります。既に公開されている特報と予告編を組み合わせた形ではありますが、新しい要素もちらほら。新しい内容を読み解いてみます。

《！以後、ネタバレを含みます！》

＜注意＞ここに書かれているのは私が予告編や既出の情報から推測したストーリ予測です。映画『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』の公式なあらすじを伝えるものではありません。

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日本版本予告編
公式ポスター
まとめ
基本情報：『スター・ウォーズ / 最後のジェダイ』
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日本版本予告編

助けが必要なの

　冒頭でこれまでに出ていない新要素は、レイのクローズアップで「助けが必要なの」と訴える場面。視線の先にはルーク・スカイウォーカーがいることは間違いない。そしてこの洞窟は、これまでの予告編にも登場していたルークが暮らしていると思われる洞窟だ。助けが必要というのはどのような文脈だろうか？「レジスタンスがルークを必要としている」ことを訴えるのか、レイ自身がフォースの指南を訴えているのか？

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殺すしかない

　「過去を殺すしかない」というカイロ・レンの発言は、10月10日の予告編に登場したものと同じだが、カイロ・レンのヘルメットがクローズアップされるショットが追加で公開された。

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ＢＢ－８

　物陰から除くＢＢ－８。『フォースの覚醒』の予告編でもミレニアム・ファルコン号の内部で同じようなショットを入れてきていた。日本版でのＢＢ－８の可愛い要素を後方に利用しようというディズニーの日本のファン心理を突いた編集には頭が上がらない・・。

　背景の様子だが、ＢＢ－８はどこにいるのだろうか？難しいが、おそらく ベニチオ・デル・トロ演じるＤＪと一緒にいる宇宙船の中ではないかと思われる。

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Ｃ－３ＰＯ

　日本版のみに登場したのがＣ－３ＰＯ。これも日本市場を意識していると思われる。背景だがおそらく惑星クレイトのレジスタンスの基地だろう。これまで出ているレイア将軍が乗る司令船とは少し様子が違うし、ディカーでもないようだ。Ｃ－３ＰＯに目が言ってしまうが右側にいる人の後ろ姿は、おそらくレイアと思われる。レイアの呼びかけに振り向くＣ－３ＰＯか、レイアに何かを言おうとするＣ－３ＰＯか？というところだろうか。

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空中戦

　ＢＢ－８とポー・ダメロンが乗るX翼機（ブーステッド・Xウイング・ファイター）の空中戦のワンシーン。これまで出ている予告編映像と同じかと思いきや、別のショットだ。後ろにはファースト・オーダーのTIE戦闘機の追撃をかわしながら、ファースト・オーダー・ドレッドノートの表面を飛ぶ。今回はより旧作のデス・スターでのドッグファイトを彷彿とさせる映像を含めてきました。

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公式ポスター

　日本版予告編と同時に公式ポスターも解禁されました。米国で先日公開されたポスターとはレイとルークの位置が逆転。日本語で「光か、闇か・・・」という文字が追加されています。全体的に左右対称となり、レイを主人公に、ルーク対カイロ・レンの対立構造が目立つ形になりました。そして、ルークがあのライトセーバーを再び握る姿を見れるとは嬉しい限りである。

　それに合わせて細かい違いはありますが、特に大きな違いはなく、日本ではレイを中心にした売り込みに焦点を当ててポスターを変えてきたのでしょう。レイの顔が不自然なほど綺麗だが・・レイの顔の光と闇のコントラストはいい感じで素晴らしいポスターに仕上がってます。

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