StarWalker’s diary

映画スター・ウォーズに関する独自の考察、謎解き、分析、最新作のストーリー予想、最新情報を発信するブログ

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・TV予告編第2弾「Risk」が登場!【ネタバレ・考察】

 米国で5月25日に公開予定の『スター・ウォーズ』シリーズ最新作である『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の新しい45秒のTV予告編の第2弾が解禁されました。今回はハンを取り巻くキャラクターたちの関係と、ある日本の時代劇映画とのちょっとした共通点に注目です。

《本記事は、多分に映画『ハン・ソロ』に関するネタバレを含みます。またここで書かれている内容は筆者によるストーリーの予測と推測を含むものであり、公式なものではありません。》

f:id:StarWalker:20180128021709p:plain

 

スポンサーリンク

 

 

ドライデン・ヴォス

    今回のTV予告編では、ハン、ベケット、チューバッカがどこかの建物にやってくる。予告編第2弾で登場していたベケットの「大物ギャングが仲間を募っている」という台詞が重なる。おそらくだが、ハンとチューバッカがベケットの誘いで、ドライデン・ヴォスに最初に対面しにくる場面かもしれない。下の画像でははっきりとしてことは不明だが、チューバッカの後ろに写っている上部がアーチ型をした出入口の形と金で縁取りされたデザインが、これまでに登場しているドライデン・ヴォスのアジトのインテリアのデザインに共通しているように見える。 

f:id:StarWalker:20180418230306j:image

  さらに続いて、ハン、チューバッカ、ベケット、キラの4人が砂地にある建物のような場所に向かっていく。本予告編の第2弾では、とある砂地の上空をミレニアム・ファルコン号が飛んでいる映像が登場(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・予告編第2弾が登場!【ネタバレ・考察】 - StarWalker’s diary)していたが、そこに写っている建物と、今回登場した映像で写っている建物は、両方とも半球型のドームが天井中央に乗っている周囲が円形の低い建物で同じものだ。つまり、この4人はファルコン号でここにやってくるのかもしれない。

f:id:StarWalker:20180418230324j:image

ランドとキラ

   今回の予告編ではキラとランドが出会うツーショットシーンが登場。「何をしに来た?」と聞くランドに対して「船が要るの」と答えるキラ。やはり、ハンらは何かの仕事(おそらく密輸だと思われる)のために宇宙船か入り用になり、キラはすでに知り合いのランドのもとにくるらしい。毛むくじゃらと呼ばれたチューバッカは不機嫌そうな声を出す。

What are you doing with hairy and the boy?

毛むくじゃらと坊やと何をしているんだ?   

f:id:StarWalker:20180418181608j:image

We need a ship.

船が要るのよ。

f:id:StarWalker:20180418230342j:image

  そして、ランドの新しい台詞はもう一つ登場。ミレニアム・ファルコン号をハンに紹介する時の台詞のようだ。ランドがファルコン号を自慢にしており、また自分の操縦技術にかなり自信満々でいることがわかる。ランドは『帝国の逆襲』で登場した時は、クラウド・シティの執政官であり、パイロットのイメージはなかったが、『ジェダイの帰還』で見事にミレニアム・ファルコン号を操縦し、第二デス・スターの内部に潜入して生還しているわけであり、彼自身もハンと負けず劣らず有能な腕利きのパイロットであることは間違いない

Millennium Falcon. Every ship isn't for everyone. 

ミレニアム・ファルコンだ。すべての船が万人のためのものとは限らないぜ。

She needs a particuler type of pilot.

ファルコン号を操縦できるのはただのパイロットじゃだめだ。

列車強奪

  今回は僅かにしか登場しているないが、惑星ヴァンドアでの列車強奪とレンジ・トルーパーとのアクションシーンも新映像が登場。敵の攻撃をかわしつつ軽く身をかわして列車の側面に張り付くハンがブラスターで応戦する。 

f:id:StarWalker:20180418230358j:image

 

スポンサーリンク

 

 

ベケットの助言と忠告

 ベケットの新台詞も今回はいくつか登場した。前回登場した予告編でもそうだが、ベケットの台詞はハンに色々な指南を与えるものが多いが、今回もそのたぐいの台詞だ。ベケットのハンに対する助言の中にあるのは一貫して「己以外は誰も信じるな」というもの。ハンは、本作の中でこのことを身にもって経験するに違いない。

These people are not your friends.

ここにいる奴らは仲間じゃないぞ

f:id:StarWalker:20180418230409j:image

There is a lesson to be learned here. 

学ぶべきことがあるな。 

f:id:StarWalker:20180418230422j:image

   さらに、ドライデン・ヴォスのアジトと思われる場所で、何やら怪しげな様子のキラ。詳細は不明ながらも、キラとドライデン・ヴォスの関係もまた簡単ではないのかもしれない。

f:id:StarWalker:20180418125343j:image

ランドとハン

 今回、一番興奮するのが、ハンとランドが一緒に戦う場面。「ハン!」と叫ぶランドが放ったブラスターをハンが受け取り、反転して敵にブラスターを向けて構える。 これまでの予告編でも、キラ、L3-37、ランドが同じようにミレニアム・ファルコン号の前で、銃撃戦を展開するシーンがあることが描かれていたが、ハンも同様に彼らと一緒のようだ。

f:id:StarWalker:20180418230446j:image

f:id:StarWalker:20180418182313j:image

f:id:StarWalker:20180418182229j:image

 

三匹の侍』の影響?

   実は、この場面は非常に興味深く、私が思うに、多分だが1964年の五社英雄監督の時代劇映画『三匹の侍』のある場面に影響を受けているのではないか?と思うのだ。

三匹の侍 [DVD]

三匹の侍 [DVD]

 

 というのは、この『三匹の侍』の中で、丹波哲郎演じる柴左近と、平幹二朗演じる桔梗鋭之介が、クライマックスで悪代官率いる侍多数と大決闘をするのだが、この時、敵を突き刺したまま引き抜けずに刀を放してしまった丹波哲郎に、平幹二朗が刀を放り、その刀を空中でキャッチした丹波哲郎が反転して、再び戦うという殺陣の見せ場があるのだ。

f:id:StarWalker:20180216170231p:plain

     相手を串刺した柴(丹波)が、そのまま太刀を引き抜けず、素手となり戦っていると、桔梗(平幹)が「柴!」と叫んで、柴に太刀を投げる

f:id:StarWalker:20180216170138p:plain

     桔梗が放った太刀の柄を見事に空中でつかんだ柴が、そのまま反転して背後の敵と戦う。 

f:id:StarWalker:20180216170155p:plain

 真偽のほどはわからないが、ライアン・ジョンソン監督は『最後のジェダイ』のアクションシーンで『三匹の侍(英題では「Three Outlaw Samurai」)』に影響を受け、参考にしたとはっきり語っていた。実際に、レイとカイロが二人で戦うシーンでは、同じようにレイが投げたライトセーバーをカイロが掴んで敵を倒すという場面があった。このあたりを考えると、本作のスタッフもこのアクション場面で同じように『三匹の侍』のこの殺陣を参考にした可能性も高いのではないかと思われる。

まとめ

   先週、出たばかりのTV予告編に続いて、さっそく第2弾が出てきました。これは、また『最後のジェダイ』の時のように、怒涛のTV予告編で公開前の話題作りをしてくるのがディズニー、ルーカスフィルムの広報戦術だと思われます。

 それ自体はいいのですが、『最後のジェダイ』が期待外れに失望した内容と感じた人も多い出来であったことを思うと、少し心配にもなります。つまり、映画自体の出来に自信がないから、話題作りに必死になっている可能性も疑ってしまうのだ・・そこは気にしても仕方がなく、期待が高まる楽しい時期ですので、今はどんどん公開されるTV予告編を楽しみに公開までの日々を過ごしていきたいところです。

 最新情報が出てきましたら記事は投稿していきますので、引き続き宜しくお願い致します。

 

www.youtube.com