StarWalker’s diary

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『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・メイキング特別映像「Scoundrels」【ネタバレ・考察】

 米国では遂に5月25日に公開されました『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』。日本公開まで1か月をきり待ち遠しい限りですが、今回米国公開に合わせてキャストのインタビューを含んだメイキング映像第3弾『Scoundrels』が公開されました。今回登場した気になる映像を見てみようと思います。

《本記事は、多分に映画『ハン・ソロ』に関するネタバレを含みます。またここで書かれている内容は筆者によるストーリーの予測と推測を含むものであり、公式なものではありません。》

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ハン・ソロ

 今回の映像は、メイキング映像よりも本編映像で構成されていて、そこに主役、ハンを演じるオールデン・エアエンライクをはじめとする主要キャストのインタビューが入っている。エアエンライクは、この映画がハンが自ら望んでいた無法者、犯罪社会で生き残っていくか彼自身が試される物語であることを語る。

Han Solo is someone who grew up dreaming about one day getting to be a part of this outlaw world. This story is really about Han getting to see whether he can make it or not.  

ハン・ソロはいつの日か無法者たちの世界で生きていくことを夢みて育った男だ。この物語はその世界でやっていけるかどうか見極めていくハンについての話だ。 

 

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 今回の映画の中で登場頻度の高いこの飛行艇惑星バンドアでの列車強奪シーンで活躍する。興味深いのが、推進エンジンがついている左右の部位で、これはどうやら90度回転することで、Ⅴ-22オスプレイのような垂直離着陸が可能なデザインになっている点。そして船体下部には、外部に剥き出しになっているタラップがある点で、劇中では、ここからベケット、ハン、チューバッカが列車に飛び移る場面が登場するようだ。また、以前の予告編であったハンがチューバッカに名前を聞くシーンも、どうやらこのタラップでのやり取りのように思われる(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・TV予告編第1弾「Crew」が登場!【ネタバレ・考察】 - StarWalker’s diary)。 

ランド

 ドナルド・グローヴァーが演じるランド・カルリジアンだが、これまでのサバックの場面と少し異なるカットが解禁された。ランドのお気に入りのケープがハンと出会うときに着ていたものとは異なり白色のものだ。つまり、ランドがサバックに興じるシーン、ハンとランドがサバックでゲーム対決する場面は、時と場所を変えて少なくとも2回登場するのだろう。
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 というのも、上の場面に写っているサバックのゲームテーブルの白っぽくざらついた表面の様子は、こちらの記事(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・TV予告編第4弾「Rivals」が登場!【ネタバレ・考察】 - StarWalker’s diary)なので紹介している予告編に登場していたサバックゲームのテーブルと明らかに違うが、こちらの記事(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・TV予告編第1弾「Crew」が登場!【ネタバレ・考察】 - StarWalker’s diary)で紹介した予告編『Crew』の最後に登場するハンとランドのサバックのゲームテーブルと同じである。

 なので、ハンとランドはサバックで2回勝負すると思われる。1回目はハンがキラを仲介にランドと出会った時。以前の記事でも少し触れたが、ハンとランドの最初の対決は、おそらくハンとキラがケッセルでの任務のためランドの宇宙船であるミレニアム・ファルコン号が必要となり、ランドを仲間に巻き込むための勝負になると思われる。そして、2回目こそがミレニアム・ファルコン号をめぐるハンとランドの勝負になるのではないだろうか。f:id:StarWalker:20180603192436j:image
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ヴァンドアでの仕事

 雪山での一連のアクションは、早い段階から登場していた惑星ヴァンドアの列車強奪の任務に関係するものだ。今回は、ベケットが惑星ミンバン以来の付き合いだと思われるタンディー・ニュートン演じるヴァルの新しいアクションシーンが登場した。銃で狙いをつけてケーブルを放つヴァルがケーブルを使って列車に乗り移ろうとするというスタントを見せる。 

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  ウディ・ハレルソンは、彼が演じるベケットについて、彼が犯罪社会で生きるための模範を示すキャラクターであることを語る。

My character does teach Han a thing or two. If you're gonna be a criminal, I'm a good example of the codes you've got to live by. Some of those rub off on Han.

自分が演じるキャラクターはハンにいくつかの教えを与える。犯罪者になるなら、自分は従うべき模範の良い例になるはずだよ。いくつかの点はハンにも受け継がれることだ。

 4本手のエイリアンであるリオ・デュラントだが、彼に関する映像も一部解禁され、彼がベケット、ハン、チューバッカらを列車に潜入させるための手伝いをすることが分かる。つまり、彼もチーム・ベケットの一員ということになるだろう。もしかしたら、この惑星ヴァンドアの任務は、ベケットが惑星ミンバンからの付き合いのある連中を集めてやる仕事なのだろう。つまり、ベケット、ハン、チューバッカ、ヴァル、リオであり彼らは全員ミンバンで知り合う可能性が高い。キラやランドは登場しないと思うので、ハンがキラ、ランドらと出会うのは時系列上この後ではないかと思われる。

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ケッセルでの仕事

 惑星ケッセルと思われる場所に、着陸するミレニアム・ファルコン号。画面には何やらつるはしのような道具で作業をする人々が見えるが、おそらく彼らは、惑星ケッセルの鉱山労働者だと思われる。そして、ここでハンたち一行は、この惑星ケッセルでパイク・シンジゲート(Pyke Syndicate)と呼ばれるケッセルに縄張りをもつシンジゲートの親玉であるキー・トルサイトと対面することになるようだ。キーは、ケッセルで働く労働者を支配しており、腐敗した貪欲な人物。

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 ハン、ランド、キラ、ベケット、チューバッカ、L3-37は、ケッセルにやってきてこのキー・トルサイトに出会うわけだ。ここから先は私の推測だが、これまでケッセルでのハンたちの仕事は、単にケッセルでとれるスパイスの密輸なのではないか?と想像していたが、もしかすると、その物語の中で、このキーに支配されているケッセルの労働者たちを解放するために戦うという話もあるのかもしれない。

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 というものも、以前のメイキング映像にも登場しているようにケッセルではドロイドのBB-DBや、赤色をしたヒューマノイド型のケッセル・オペレーション・ドロイド(Kessel Operations Droid™ - LEGO® Star Wars™ - Characters and Minifigures)も働いているようで、ケッセルではこのようにキー・トルサイト(Quay Tolsite)によって人間だけでなくドロイドも労働に使役されていると思われる。

   BB-DBやケッセル・オペレーション・ドロイドは、レゴの新作ミレニアム・ファルコン号に付属のミニフィグ化されているし、予告編ですでに出ているようにL3-37はケッセルでの戦いで、かなり重要な役割を果たすようだ。そう考えるとL3-37が予告編で叫んでいた「この仕事を誇りに思うわ!」という台詞は、彼女がキーに支配されているドロイドを解放することのために戦う使命感を表した台詞と思えなくもない。

   また、この映画の見どころの一つになると思われるケッセル・ランの映像も一部、だいぶ短めだが後部座席に座るランドのカットが登場している。

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まとめ

 遂に米国では公開されてしまいました『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』ですが、前評判はかなり好評であった中、興行収益は当初の予想を下回って苦戦している状況のようです。とにかく日本の方はそんな評価などは置いておいて、今は公開までが待ち遠しい日々であります。

 

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