StarWalker’s diary

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『スター・ウォーズ/エピソード9』~早くもストーリーがリーク?レイの正体とカイロ・レンの最期に衝撃の展開が!?~【ネタバレ】

 スター・ウォーズ新三部作はいよいよその完結編となるエピソード9が、7月末から撮影が開始されるようです。現在はキャスティングや出演者たちのリハーサルなど撮影準備が進行中と思われますが、なんと早くもエピソード9のプロットと思われる内容がインターネット上でリークしてきています。真偽のほどは定かではありませんがその内容を紹介します。

《!以後、『エピソード9』のネタバレを含みます。ただし今回紹介する情報はあくまでも噂に過ぎないものであるため真偽の保証はありません。

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エピソード9のストーリーがリーク?

 撮影が7月末に開始されるエピソード9の物語の内容が早くもリークしてきた。しかも日を開けずに2つのそれぞれ別の情報源からと思われる異なる2つのプロットの情報がリークしてきているので、それぞれ紹介する。

 1つ目のリーク情報は、エピソード9のストーリーボードの内容を見たという人物からのもので、源泉の情報はこちらのサイトに投稿されているので、気になる方は確認してみるとよいだろう(情報源:I have read a very early storyboard for Episode IX)。ちなみに、これは今年の5月2日に出た情報である。

 2つ目のリーク情報(情報源:Star Wars Episode IX Plot Leak : starwarsspeculation)は、ルーカスフィルムで働いていると称する人からのもので、こちらの方は5月4日に某インターネットサイトに投降された内容で、1つ目に比べてかなり内容が細かい。事実だとしたら、脚本レベルの情報を掴んでいることになるのだが、その信憑性は不明だ。

 先に2つのプロットの内容を紹介した後、末尾に私の考察を書いているので、興味のある方は最後まで読んでいただけましたら幸いです。

 

 

プロット・その1

レジスタンスとファースト・オーダー

 『最後のジェダイ』の最後のほとんど全滅にまで追いやられてしまったレジスタンスの一味ですが、エピソード9はどうやら『最後のジェダイ』の5年後が舞台となるという。そして、カイロ・レンを最高指導者とするファースト・オーダーの支配がすで確立された銀河において、その圧政に抵抗する者たちはほとんどいないということだ。抵抗運動はすでに過去のものであり、戦う意義を疑い始めているという。当然ながら、レイ、ポー、フィン、そしてレイア将軍だけはファースト・オーダーの支配を許さないと戦う唯一のメンバーたちとして登場するらしい。

   そんな中、レジスタンスのメンバーは、ファースト・オーダー内部の内通者の情報を掴む。彼らはレジスタンスが彼らに従うならば、ファースト・オーダーに関して情報を提供するといって接触を求めてくるようだ。

 一方、カイロ・レンはレン騎士団を使い、銀河のフォース感応者たちを次々と殺害しているフォース・ユーザー狩りをしているらしい。多くのフォース感応者たちは、レイのもとへ保護を求めて集まってくるようだ。また、カイロ・レンはレン騎士団を使い内通者を探そうとする。

未開宙域での冒険

 レジスタンスのメンバーは、この情報から未開宙域にあるある惑星にたどり着く。彼らは、この惑星にあるファースト・オーダーの司令部に潜入して、ファースト・オーダーの捕虜となっていたある若い女性のエイリアンを救出する。この人物は、どうやら天才的な頭脳を持った若い女ということらしいが、未開宙域の案内役となるキーパーソンということだ。

 そして、レジスタンスのメンバーは、この惑星の表面は海しかない海洋惑星であることを発見するが、その地下にはファースト・オーダーはその支配力の源となっている膨大な資源が埋蔵されているらしい。そしてここには古代の製造所があり、ファースト・オーダーが支配した未開宙域の人々によって動かされていた。

 レジスタンスのメンバーは、この未開宙域をファースト・オーダーから解放し、最終的に未開宙域は連合して、ファースト・オーダーに対する戦いを挑むことになる。

 そして、ファースト・オーダー内にいた内通者だが、最後の局面でハックス将軍こそが内通者であり、彼がカイロ・レンの支配に対して銀河を巻き込んだ反逆を企て、それが成功した暁には、彼が最高指導者の地位を手に入れようとしていることがわかる。

カイロ・レンとレイ

 また、レイとカイロ・レンは互いにまだ強い結びつきを維持しており、互いの存在がわかるほど強くフォースによって惹かれあっている。互いに自分の存在を相手の前に表すこともできるというという。そして、この結びつきにより、レイとカイロ・レンは互いに愛し合っていることが徐々に明かされていく。そして、レイの庇護のもとに集まっているフォース・ユーザーの一人は、彼女の子供であることが明かされるらしい。カイロ・レンはこの事実を知り激怒し、レイを殺そうとするようだが、危機一髪のところでレイアがレイを救う

 

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プロット・その2

新反乱軍の誕生

 エピソード9はエピソード8の2ヶ月から1年後レジスタンスと新共和国は統合して新しい反乱軍が生まれる。この新反乱軍はかつて銀河帝国を滅ぼした旧反乱軍に倣いファースト・オーダーに対峙しようとする。新反乱軍は新たに最高指導者となったカイロ・レンに対して何度か攻勢を試みるも撃退され新反乱軍は力を削がれてしまう。これにより、映画開始時はカイロ・レンはまだ正式に最高指導者へ即位をしておらず遅れている状況である。

 これらは最初の字幕、オープニング・クロールで語られる。またレイア将軍は既に亡くなっているレイアの死は自然死によるものだが、先の戦いで宇宙空間に飛び出した際(『最後のジェダイ』で描かれた通り)に陥った一時的な酸欠による影響であることが分かる。これにより、ポーは新反乱軍のリーダーに選出されている(注:情報源の記事ではファースト・オーダーのリーダーと書かれているがこれは誤りだろうと思われる)。

レイアの葬儀とカイロ・レンの戴冠

 映画冒頭では、カイロ・レンの最高指導者の就任式と新反乱軍側の司令船でのレイアの葬儀が執り行われている。ファースト・オーダーはレイアの葬儀の最中に新反乱軍を急襲する。レイ、フィン、ポーは葬儀に出席していたが敵襲に応戦するようだ。この司令船を急襲した連中はレイと応戦するが、彼らはフォースの使い手であるらしいことがわかる。彼らこそがレン騎士団であり、レイは倒されたレン騎士団の一人から彼らがかつてのルークの弟子であり、カイロとともにルークのジェダイ寺院を破壊した者たちであることを知る。

 レン騎士団の強さを見たレイは、彼らを退治することを誓う。またポーは彼らレン騎士団こそがカイロ・レンの指導の下、新反乱軍を弱体化まで追い込んだ連中であることを確認する。 

ルークの霊体、スノークの霊体

 レイは夢の中で、ルーク・スカイウォーカーの霊体と出会い、もう一度彼から訓練を受ける。また、レイは惑星オクトーで、新しいライトセーバーを作る。彼女の新しいライトセーバーは2つの刃を持つ二刀型(エピソード1のダース・モールが用いていたようなものだろうか?)のライトセーバーらしい。

 また、スノークも霊体となり就任式を終えて新しく最高指導者となったカイロ・レンの前に現れる。カイロ・レンはスノークを殺すことによって、彼の力を受け付いだのだ。カイロは再び目の前に現れたスノークの姿に恐れ慄くが、スノークの霊体は蒸発したように空気を通って自分自身を黒い指輪の形に封じ込める。カイロ・レンはその黒い指輪を自分の指にはめる

ポーの戦い

 レイ達はレン騎士団と戦いこれを壊滅していく。また新反乱軍もいくつかの惑星でファースト・オーダーの基地に攻撃をかけるようだ。

 この戦いの最中、レイとフィンはハックス将軍が新しいスターキラー基地の建設を計画していることを知る。この新スターキラー基地は宇宙船の形をしており、またそれは新型メガ・スターデストロイヤー、新スプリマシーであることが判明する。

 ポーはX翼でこれを撃滅するため出撃する。新スプリマシーの究極武器を破壊することに成功したと思われたポーだが、実はこれはハックスの罠であった。ハックスは偽の情報を流し新反乱軍をおびき寄せたのだ。ハックスは新型武器を発動させ、ポーのX翼戦闘機と艦隊を壊滅し、ポーはこのため命を落としてしまう

 この結果に驚愕した新反乱軍は最大規模の艦隊を率いてこの新スプリマシーを破壊するために出撃する。ポーの死によって、フィンが代わりに新反乱軍のリーダーとなり乾坤一擲の作戦にあたり演説をして部隊を鼓舞する。宇宙戦が始まり、レイとフィンは部隊を率いて新スプリマシーの船内に潜入する。これにはチューバッカも一緒のようだ。

 レイとフィンが率いる部隊は、なんとか兵器のリアクター・コアに辿り着くが、間一髪間に合わず、究極兵器が放ったスパーレーザーはレジスタンスに属する星々に対して発射され、多くの星々は破壊されてしまう。

 

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レイとカイロ

 リアクター・コアを破壊する直前に、キャプテン・ファズマが現れる。彼らは先の戦いでもファズマが生き延びたことを知る。フィンは、レイにカイロ・レンに向かえと告げ、ファズマと戦う。フィンは銃の打ち合いによりファズマを倒す。

 レイとフィンはカイロ・レンを目指して最高指導者の玉座を目指す。途中通路にはハックス将軍も自身の部下のトルーパーたちとともに待ち構えていた。銃撃戦が発生するがハックスは玉座の間に退く。だがそこにはカイロ・レンがいる。カイロ・レンはレイとフィンを玉座に招きいれる。そこにはレン騎士団も彼と一緒にいた。レイはカイロ・レンを説得しようとするが、結局はレイとカイロ・レンの二人は戦うことになる。またカイロ・レンもレイを懐柔しようとするようである。

ハックスの裏切り

 だがその最中、突如ハックス将軍の一声によりレン騎士団がカイロ・レンに反旗を翻す。ハックスはレン騎士団をすでに懐柔し味方につけており、カイロ・レンに対するクーデターを画策していた。彼は自らがスノークに選ばれた2代目最高指導者だと宣言する。

 ハックスの裏切りにあったカイロ・レンは、今やハックスの手先となったレン騎士団に囲まれて攻撃を受ける。そのためカイロ・レンとレイの二人はともにレン騎士団を相手に戦う。これは最後のジェダイで描かれたプレトリアン・ガードの戦いに似た様子になる。

 カイロ・レンは激しい怒りに取りつかれている。どうやらそれは黒い指輪のエネルギーのようである。カイロ・レンの目は赤く深い怒りに飲み込まれているようだ。

 フィンはハックスとストームトルーパーたちと戦い、フィンは辛うじてハックスを倒すことに成功するが、再び先ほどのファズマがしぶとく生きており登場。

 黒い指輪から激昂した姿のスノークの霊体が解放され、その場にいた全員がそれを目撃する。この解放されたエネルギーによりカイロ・レンの力は極限までに強くなり、これによって、レイはカイロ・レンによって倒され気を失い、また彼女のライトセーバーは2つに割かれてしまう

カイロ・レン、レイ、そしてフィン

 フィンはファズマの腹を撃ち、ファズマは倒れる。フィンは、レイのライトセーバーの片割れを拾い上げ、カイロ・レンに向かっていく。フィンはカイロ・レンの攻撃を受けてしまうが、その間にレイは再び立ち上がりカイロ・レンに向かっていく。ファズマも再び立ち上がるが、フィンはライトセーバーを巧みに操っている。二人はわずかに戦う。

 レイは苦戦しながらも、カイロ・レンの黒い指輪をはめている方の手をを切り落とし戦いは一先ず決着する。カイロ・レンはレイを屈服させることをあきらめずに、機嫌を取り説得しようとするが、レイはこれを断り、彼の仮面を切り裂く。レイとカイロは深い悲しみを感じながら互いを見合う。

 すでにスプリマシーは爆発しようとしていた。フィンはレイにカイロ・レンとともに爆発する前に脱出するように言う。カイロ・レンとレイの戦いは終わり、二人は互いの目に涙を浮かべている。レイはカイロ・レンに手を差し伸べ、カイロ・レン、レイ、フィンの3人は、爆発するスプリマシーから脱出ポッドで逃げ出すことに成功する。

明かされるレイの過去そして・・・

 カイロ・レンは、ついにレイにすべてを打ち明ける。レイの親は「名も無き人たち」ではなく、ルークのかつての生徒の一人「マラ」の娘であることをレイに教える。マラは非常に有能な生徒であり、ルークの妻となった。だが、カイロ・レンは、ルークを裏切った際に、彼女も殺害したのだった。

 改心したカイロ・レンは、懺悔をしファースト・オーダーを解体する。ここにファースト・オーダーの支配は終わり、銀河はそれを祝福するのだった。

 レイとベン・ソロに戻ったカイロ・レンは、マラを探しに旅立ち、彼女を見る毛ることに成功する。そして、そこでマラはすべての物語を彼らに語った。

 レイとベンはマラがいた土地に新しいジェダイ・アカデミーを創立する。そこには、ルーク、レイア、ハン、さらにはヨーダの霊体もカイロ・レンの前に姿を現し、ベン・ソロは彼らに自分の過ちを詫びて懺悔する。だが、レイとの戦いで傷を負っていたベン・ソロの命はもはや幾ばくもなかった。そして、ベン・ソロは遂にレイの腕の中で息絶える

エンディング

 何年かと年月が流れ、レイは多くの生徒を抱えアカデミーを率いていた。ルークやベンの霊体に見守れらながら新しいジェダイたちは訓練を受ける。その中に特にフォースの強い少年「Teminri Blagg」がいる。彼は新しいジェダイになるべくレイと一緒に空を見上げジェダイとしての誓いをするのだった・・

 

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真偽のほどは?

 さて、今回リークした内容だが、その信憑性はどうなのだろうか?

 まず、プロット・その1の方だが、これはエピソード9のストーリーボードを見たという人物からの情報であり、彼は脚本そのものを読んだわけではないことに注意が必要だ。つまり、少なからず断片的な情報の繋ぎ合わせに過ぎない部分も存在するということだ。

 そうしてみていくと気になる点がある。それは、レイアについてだ。レイア将軍の登場は、キャリー・フィッシャーの死により可能性が低い。上記のプロットはレイアがかなり中心的な人物として登場するが、そう考えるとこのストーリーは、少なくともレイアの登場に関する部分についてはあり得ないと思われるのである。 

 また、内容も非常に突飛なものが含まれている印象だ。例えばレイの子供に関するくだりはそれだが、正直これが本当にエピソード9の物語なのかとにわかに信じられないものがある。一方で、ハックスがカイロ・レンに背こうとしていることや、未知の宙域をめぐる冒険などはあり得そうではある。またキャスティングに関する情報と合わせて考えてみると、未知の宙域を代表するような新しいキャラクターが登場する可能性はありそうだ。

 このように考えると、おそらくだが、このその1の方はコリン・トレヴォロウが監督だった時のかなり初期の物語のアイデアに近いのではないだろうか?レイアが中心となって登場するあたりはもともとコリン・トレヴォロウが描いていた物語に近いと思われる。 

 では、その2の方はどうだろうか?

 私の率直な感想では、まだこのその2の方がその1よりはあり得そうだ。まずレイアの死についてはどこかで触れられなければならず、それはキャリー・フィッシャーがもう亡くなった今となってはオープニングで触れられるというのは一番容易かつ自然だろう。内容もかなり細かいが辻褄は合うし新三部作の終わり方としては、なかなか面白いと思う。

 だが、なにより全体の物語はエピソード6『ジェダイの帰還』の焼き増し要素が多く、例えば新スターキラー基地が登場したり、その破壊に際してハックスが新反乱軍を罠にかける点、そのさなか玉座でカイロ・レンとレイが戦い、カイロ・レンが懺悔しレイの腕の中で死を迎え、最後はハン、レイア、ルーク含めジェダイの霊体たちが現れホンテッド・マンションのごとくジェダイ・ゴーストたちの祝福を受けるというのも、エピソード6そのものだ。

 しかし、その一方でマラに関する下りやレイの母親に関する設定などは、どうもエピソード8を好まないファンの創作による可能性も匂う。実際に「マラ」というキャラクターが登場する可能性は高いのだが、ルークの妻として登場するか、レイの母親として登場するかは、もちろん不明で、可能性の一つとしては面白い。マラがカイロ・レンに殺されたルークの弟子と一方で書かれながら、生きていてレイとベンが探しに出かけると生きているというのは辻褄が合わない。

 少し首をかしげてしまうのは『最後のジェダイ』でご都合主義的に再登場したキャプテン・ファズマが今回もまた前作同様のご都合主義的に復活し、フィンに倒されるというあたりで、これは流石に冗談ではないか、と思ってしまう。

まとめ

 さて、7月から遂に撮影が開始されるエピソード9。まだまだ色々と謎に包まれていますが徐々に情報も漏れ伝わってくることでしょう。

 ちなみに紹介する情報自体は5月上旬にすでにインターネット上に出回っていたものでしたが、続報やその他の情報を待ってからまとめて紹介しようかなと思っていた矢先に、申し訳ありませんが時間が取れなくなったため更新がタイムリーでなくなってしまった点をお詫び致します。

 エピソード9に関しては前回の記事からだいぶ更新が開いてしまったので、これまでわかっている情報を整理した記事をまた書こうと思います。5月、6月に入って更新頻度が滞りがちになってしまっていますが、引き続きブログは継続していきますので、読者の皆様の何卒変わらずのご愛顧を頂けますと大変嬉しく思います。