StarWalker’s diary

映画スター・ウォーズに関する独自の考察、謎解き、分析、最新作のストーリー予想、最新情報を発信するブログ

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』・あのキャラクターの登場は?新しいビジュアルが解禁

 米国で5月25日に公開予定の『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』。先日、予告編第2弾に続きTVスポット予告編も登場し、公開に向けて次々と新しい情報が出てきます。今回は、新しくエンパイア紙で解禁された本作に登場する敵役ドライデン・ヴォスの写真から、あのキャラクターが登場する可能性を考えます。

《本記事は、映画『ハン・ソロ』に関するネタバレを含みます》

f:id:StarWalker:20180128021709p:plain

 

スポンサーリンク

 

 

ボバ・フェット!ボバ・フェット?どこだ?

    イギリスの映画雑誌『エンパイア(Empire)』の最新号(4/19発売)に、ポール・ベタニー演じる敵役ドライデン・ヴォスの新写真が解禁されました。そして、そこにはなんと興味深いシルエットが写っている(Paul Bettany’s Solo: A Star Wars Story Villain Dryden Vos – Exclusive Look | News | Movies - Empire)。

 

f:id:StarWalker:20180418010543j:plain

(Source:Paul Bettany’s Solo: A Star Wars Story Villain Dryden Vos – Exclusive Look | News | Movies - Empire

  

 ドライデン・ヴォスの顔の傷跡がじつに印象的だが、それよりも目がいってしまうのが、彼の左隣に立っているなその人物像だろう。この姿かたちはまぎれもなくボバ・フェットのものに似ている。ヘルメットは全く同じように見える。ただし色は赤みがかっており、また首から下に身に着けている衣装も、旧三部作に登場していたボバ・フェットや前日弾三部作に登場していたジャンゴ・フェットのものとは少し異なる。

 この写真をみてはっきりと誰もが気が付くのは、明らかにこれは戦国時代の日本の侍の甲冑、いわゆる当世具足当世具足 - Wikipedia)のようなデザインをしている。

 この当世具足というのは、ヨーロッパの甲冑と異なり、板札という横長の一枚の板を紐で縦につないで胴本体や袖、錣をつくる。そのため、正面から見ると、日本の鎧は独特の横縞模様がみれる。ヨーロッパの鎧というのは、全身の形に合わせたような一枚板で成型されているのでこのようにはならない。

 そうみるとこの写真は、胴体部の横縞模様の独特の感じはまさしく板札のように見えるし、袖と呼ばれる上腕部を覆う板のようなものまで確認できる。草摺、佩楯といった下半身部分の鎧の各部も、当世具足のようだ。

 ご存知の通り、ボバ・フェットが着る装甲服はマンダロリアン戦士の装甲服という設定であり、ジャンゴ・フェットのデザインも同じ装甲服のデザインが踏襲されている。だが、今回登場したこの新しい装甲服のデザインも、同じくマンダロリアンの装甲服の一つという設定なのだろうか?ドライデン・ヴォスは敵役のギャングのボスとして登場するらしいが、彼はおそらく密輸を稼業としているに違いなく、そうなるとこのような骨董品に囲まれていてもおかしくない。

 この写真からだけでは、この姿が実際に人物なのか、あるいは装飾品なのか区別がしにくいが、見た感じの印象がどうも装飾品あるいは像のように見えるのだ。というのも、この左右に槍ともなんとも言い難い武器のようなものが見え、骨董品のディスプレイの様子に思える。となると、やはり残念ながらフェットは登場しないのだろうか。

洞穴で帝国の逆襲の再現?

   本作では、かねてからスター・デストロイヤーとTIE戦闘機に追撃されるミレニアム・ファルコン号と、巨大な蛸の足のようなものが予告編の映像で登場していたが、今回『エンパイア(Empire)』に掲載されたカバーイラストが興味深い。

    これには、予告編と同じようなスター・デストロイヤーとTIE戦闘機に追撃されるミレニアム・ファルコン号のシーンがイラストで描かれているが、どうやらこのファルコン号が飛んで行く場所は、大きな洞穴、洞窟のように見える。

 

f:id:StarWalker:20180418080735j:image

(Source:Paul Bettany’s Solo: A Star Wars Story Villain Dryden Vos – Exclusive Look | News | Movies - Empire

    となると、この洞窟は予告編で登場していた蛸の足を持つ生物の巣穴という設定が一番可能性が高い。ファンは『帝国の逆襲』を思い出さずにはいられないだろう。ハンたちが帝国軍に逃れて小惑星帯に逃げ込み、洞窟でやり過ごそうとしていたあのシーンだ。

   この予告編に登場していたシーンは、同様に帝国軍から逃げるハンたちがこのタコ足モンスターが棲む巨大な洞窟に逃げ込むが、今回はスターデストロイヤーがまるまる洞窟にまで入って追ってくるというシーンかもしれない。さらに想像すると、ファルコン号は小さくてタコ足の間をすり抜けていたが、スターデストロイヤーはそうもいかない。とすると、1954年のディズニーの実写映画『海底二万哩』のような巨大なタコ足モンスターに襲われるスターデストロイヤーが見れたりするのでは?と期待してしまうのだ。

   また、ハンはこの帝国軍から逃れるために小惑星帯の洞窟に隠れるという秘策を、すでにこの時に学んだのではないか?とも考えられるのだ。

まとめ

    今週発売されるエンパイア紙には、まだ他のビジュアルも解禁されるようでその内容が気になるところです。日本では残念ながら6月末の公開である本作ですが、アメリカではもう来月末であり、エンパイア紙やエンターテイメント・ウィークリー紙をはじめメディアでの取り上げも公開直前モードの様相を呈してきました。ますます目が離せなくなりそうです。