『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』も公開から早くも1ヵ月が過ぎ、ファンはすでにスター・ウォーズの次作映画、スピンオフ映画第2弾である『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の公開が待ち切れないのではと思います。
その『ハン・ソロ』ですが、アメリカでの公開が5月25日(日本公開は6月29日)に迫っている中、いまだに物語のあらすじは謎に包まれたままですが、徐々に各方面から漏れてきた情報から物語の断片的な要素について少なからずわかってきたこともあるようです。今回はそれらをまとめてみました。
《本記事は、映画『ハン・ソロ』に関するネタバレを含みますので閲覧注意でお願いい致します。なお、本記事に書かれている物語に関する内容は、あくまで筆者の予想、推測を含むものであって公式なあらすじではありません》
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物語の概要
ディズニーの公式サイトには、既に物語のあらましが簡単に公開されている。今のところ、これだけが公式発表されているあらすじになる。
ミレニアム・ファルコン号に乗って、遥か彼方の銀河へ。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』、それは銀河で一番愛されいる悪党のまったく新しい冒険物語だ。暗くて危険な裏社会の奥深く、繰り広げられる大胆な冒険の数々を通して、ハン・ソロは将来の副操縦士チューバッカと、悪名高いギャンブラー、ランド・カルリジアンと出会う。『スター・ウォーズ』サーガで最も意外な英雄の一人の運命がここに始まる・・・
主要な登場人物
若きハン・ソロ(アルデン・エーレンライク)はもちろんのこと、ハン・ソロを語るうえでなくてはならない存在であるチューバッカ(ヨーナス・スオタモ)とランド・カルリジアン(ドナルド・グローヴァー)の二人が登場する。
ハン・ソロ(アルデン・エーレンライク)
ハン・ソロを演じるのは、アルデン・エーレンライクだ。ハン・ソロは惑星コレリア出身であるが、今回は実際にコレリアが劇中に登場すると思われる。ハンの物語は、コレリアから始まって、ベケット、キラ、ランド、チューバッカとの出会いが順番に描かれるものと思われる。
レゴ・スター・ウォーズからのリーク情報で、帝国士官の軍服に身を包んだハン・ソロも登場すると思われ、もしかしたら帝国軍への潜入(またか!)ミッションが描かれる可能性もある。また、スピーダーチェイスや、ミレニアム・ファルコン号の操縦などでも、彼のパイロットスキルがいかんなく描かれるのではないだろうか。
ベケット(ウディ・ハレルソン)
ウディ・ハレルソンが演じるキャラクターで、犯罪者だがハン・ソロのメンター、先輩、師のようなキャラクターということだ。映画では、このベケットとの出会いから描かれるのか、映画開始時にはベケットとはすでに知り合っているのかなどは不明だ。
おそらくハン・ソロが密輸業に手を染めることになる原因というは一つの要素になったことは間違いない。犯罪組織におけるベケットとハンとの師弟関係というのは、また新しい物語になりそうでベケットがどのような形でハンと関わっていくのかが楽しみである。
キラ(エミリア・クラーク)
エミリア・クラークがキラという女性キャラクターを演じる。詳細はまだわかっていないが、後述するようなリーク情報から、ハン・ソロと一緒にランドスピーダーに乗ったり、ミレニアム・ファルコン号で冒険を繰り広げると思われる。
ジャケットスタイルに銃を持つ女ハン・ソロという格好だが、犯罪者組織や地下で活躍するような女海賊的なキャラクターとして登場する可能性が高いだろうか。若きハン・ソロの恋仲ということも考えられそうだ。
にしても、またしても『ゲーム・オブ・スローンズ』女優の登場である。ちなみに、キラはKiraではなく、Qi'Raと綴るらしい。
ランド・カルリジアン(ドナルド・グローヴァー)
『帝国の逆襲』で登場した悪党でギャンブラーというランド・カルリジアンの若き日をドナルド・グローヴァーが演じる。物語ではどのような形で登場するかはまだ不明だが、ハン・ソロとミレニアム・ファルコン号の所有権を争ったサバックの賭けのエピソードは有名で、これなくしてはランド、ハン、そしてファルコンの歴史は語れないだろう。
また、上記以外では、脇を固める役どころで、ポール・ベタニー演じるギャングスターが登場することもわかっている。その他、役どころは不明ながら、タンディ・ニュートン、イギリスのコメディドラマ『フリーバッグ』のフィービー・ウォーラー=ブリッジも出演するようだ。タンディ・ニュートンやフィービー・ウォーラー=ブリッジが何役で登場するのかは、私の推測を下の方に書いてあるので、読み進めていただければ嬉しいです。
舞台
時代は『新たなる希望』の10年前ということらしいがこれは非常に興味深い。これはまさしく帝国時代の真っ只中で、銀河内乱などおそらくまだまだ内戦という状況ではなかったはずの時代ということになる。
さらに本作ではハンとランドの過去が描かれるが『帝国の逆襲』で、ハンはランドのことを「だいぶ昔の話だから忘れられたかも」と発言しており、『帝国の逆襲』からさかのぼって13年前ということになれば、この言葉の通り「だいぶ昔の話」ということになる。
スピンオフ第1作『ローグ・ワン』は、『新たなる希望』前夜を描いた作品だったが、今回はさらにそれよりも遡った時代が舞台になり、『スター・ウォーズ』世界のまだ描かれていない時代の物語を我々は知ることになるということだ。
ちなみに、私はディズニーとルーカスフィルムは、新三部作と一緒に公開される3作からなるスピンオフ作品群は『新たなる希望』から徐々に遡る形で、エピソード3の『シスの復讐』と『新たなる希望』の間を埋める形で製作するつもりでいると考えていて、スピンオフ作品の第3弾となるだろうオビワンの物語も、この間の物語になるのではないかと考えている。
また、映画で登場する惑星も明らかになってきた。これまでに3つの惑星の名前が挙がっている。コレリア、ケッセル、そしてミンバン(仮称・英:Mimban)という新しい惑星が登場するらしい。
コレリア
コレリアはファンにはお馴染みの名前だが、ハン・ソロの出身惑星とされている星である。ハン・ソロの物語を語るうえでは欠かせない惑星だが、『スター・ウォーズ』映画で描かれるのは初になり、映像化が楽しみである。
噂によると、コレリアでは銀河帝国が将来のTIE戦闘機乗りにするためにポッドレーサーを募っているらしい。
注目すべきはポッドレーサーあるいはポッドレースが登場しそうだということ、そしてハン・ソロがこの舞台背景にどのようにかかわってくるのかという点だ。
ケッセル
ケッセルは、ファンにとって名前はお馴染みの星だ。すでに『スター・ウォーズ/新たなる希望』の中でも言及されていて、名前だけではかなり古くから登場していた惑星である。ケッセルもまた映画初登場の惑星となる。
ケッセルには強制労働鉱山があることは、これまでの劇中で紹介された情報からわかっているが、どのように物語に登場してくるかは不明だ。
そして、ケッセル・ランを12パーセク で飛んだというミレニアム・ファルコン号の武勇伝にも登場する星でもあることから、何かしらファルコン号の物語に関わってくる可能性が高いだろう。
ミンバン
最後に、ミンバン(Mimban)という新しい惑星が登場することが分かっている。これは全く新しい惑星だが、実はその名前はかなり古くから拡張世界(EU)に登場している。なんと、1978年のアラン・ディーン・フォスター著『スター・ウォーズ/侵略の惑星(原題:Splinter of the Mind's Eye)』に登場するのだ。
ちなみに、『侵略の惑星』においてこの惑星は、ルークとレイアが訪れており、丐カイバー・クリスタルの産出地として登場する。ここでルークはハラという年老いたフォースの使い手である女性と知り合うという話だ。
また、ミンバンという惑星は、その後『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』のシーズン1第5話『ルーキーたち』に台詞の中で言及される形で登場し、拡張世界(EU)すなわちレジェンズ扱いから正史扱いになった。
参考情報:惑星ミンバン
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の初期構想の中で登場する予定であったが、最終的に惑星ジェダに置き換わったという惑星でもあり、はやくからスピンオフでは舞台として登場惑星の候補であった星だ。
『ハン・ソロ』ではどのような形で作品に登場するのかは不明だが、レゴ新商品のリーク情報から、ストームトルーパーが常駐しているらしく、帝国支配下の惑星の一つとして登場するのだろうと思われる。
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ストーリーに関する情報
物語の詳細はまだまだ不明だが、レゴ・スター・ウォーズからのリーク情報やロン・ハワード監督がツイッター上で公表している舞台裏の写真などから断片的な情報を紹介、推測をすることはできそうだ。
※ レゴ新商品のリーク情報については、写真転載はせずにリンクを貼りました。大変お手数ですが気になる方はリンク先の写真をご確認ください。
ミレニアム・ファルコン号の登場
ハン・ソロの物語はミレニアム・ファルコン号なくしては語れないだろう。すでにレゴ・スター・ウォーズの新商品として、『ハン・ソロ』関連商品の情報がリークしている。ミレニアム・ファルコン号も新商品(『75212 – LEGO Star Wars Kessel Run Millenium Falcon』) として登場。(写真はこちら:New Han Solo LEGO Star Wars 2018 Sets Leaked and Revealed! | Geek Culture)する。注目すべきは、その船体の色と商品名称、付属する人形だ。
商品名は「ケッセル・ラン・ミレニアム・ファルコン」となっており、船体には青い色の帯が入っている。またファルコン号の特徴だった前部に突き出す左右のマンディブルだが、我々が知っているオリジナルでは左右が分かれてついていたものが、この写真では真ん中部分に装甲があるデザインになっている。
ドロイド2体と謎のエイリアンキャラクター
さて、この『ハン・ソロ』版レゴ・ミレニアム・ファルコン号に付属する人形がなんと7体ついてくるのだが、それぞれのキャラクターの名前もリークしている。彼らは順番に、キラ(Qi’Ra)、ハン・ソロ(Han Solo)、チューバッカ(Chewbacca)、ランド・カルリジアン(Lando Calrissian)、キー・トウルサイト(Quay Tolsite)、ケッセル・オペレーション・ドロイド(Kessel Operations Droid)、DD-BDとなっている(写真はこちら:New Han Solo LEGO Star Wars 2018 Sets Leaked and Revealed! | Geek Culture)。
前半の4人は紹介済みとして、後半に登場する3人は何者だろう?
ドロイドコンビとファルコン号の冒険で『帝国』の再現か?
これは私の予想だけだが、このファルコン号に搭乗するキャラクターを見ていると『帝国の逆襲』を思い出す。ハン、ランド、チューバッカがいて、レイアの代わりにキラという女性キャラクターがいる。そして2体のドロイドだが、彼らはケッセル・オペレーション・ドロイド、DD-BDで、それぞれプロトコルドロイドとアストロメクドロイドらしい形をしている。
もしかすると、ケッセル・オペレーション・ドロイド、DD-BDはC-3PОとR2-D2のようなコンビなのではないか?そしてその所有者が、キー・トウルサイト(Quay Tolsite)ということは考えられないだろうか?
私は、ハンやキラがどうもドロイドを所有するようには思えないのだ。
特に、ハンはチューバッカしか信頼していないし、彼の性格からしてドロイドを信用する男ではない。キラについてはわからないが、ハンと似たようなキャラクターであれば、このキーというキャラクターがドロイドの所有者という可能性のほうが高い気がする。
ケッセル・オペレーション・ドロイド、DD-BDも、かなり訳アリ、裏事情のありそうなデザインで、私には裏社会で活躍してそうなドロイドにみえてしまう。DD-BDは、もともとそういうデザインのドロイドというよりも、どちらかというと、アストロメクドロイドとゴング・ドロイドを違法改造して作られた怪しい感じがしてしまうのだ。
これは完全に推測だが、キーがこのドロイドの所有者で、何かの出来事により、ハンたちとファルコン号で冒険するような話になるということも考えられそうだ。そして、その舞台はおそらくケッセルが関係してくるのではないか。
ワーウィック・デイヴィスはDD-BD役で登場か?
『ハン・ソロ』には、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』でイウォークのウィケットを演じたワーウィック・デイヴィスが出演することがわかっている。彼の役どころが何かは不明であったが、可能性として浮上しているのが、このドロイドDD-BDだ。
DD-BDは、これまでの『スター・ウォーズ』には登場しなかったようなデザインをしていて、R5シリーズのアストロメクドロイドのボディに、パワー・ドロイド(通称ゴング・ドロイド)の直立歩行型の脚をつけたような、旧作ファンには少し懐かしいようなそれでいて新しいデザインだ。
直立歩行型の脚があるということで、ワーウィック・デイヴィスがこの低身長のドロイドを演じる可能性が高い。
フィービー・ウォーラー=ブリッジはケッセル・オペレーションズ・ドロイドか?
対して、ケッセル・オペレーション・ドロイドは誰が演じるのだろうか?実は気になる情報があるのが、フィービー・ウォーラー=ブリッジの演じる役について。彼女の役はCGIキャラクターということで、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のKー2SО、やC-3PО、チューバッカのような役割ということだ。
私は、ケッセル・オペレーション・ドロイドを演じるのが、フィービー・ウォーラー=ブリッジだと予想している。となると、ケッセル・オペレーション・ドロイドは女性のドロイドということになり、DD-BDとは新しいドロイド・コンビとしてはいい組み合わせなのではないだろうか?
現状では、私の推測に過ぎないが、ほぼフィービー・ウォーラー=ブリッジはケッセル・オペレーション・ドロイドを演じることで間違いないと思われる。
ミンバンのストームトルーパーとハン・ソロ
レゴでは、『ハン・ソロ』に登場するTIE戦闘機(『75211 – LEGO Star Wars Imperial TIE Fighter』)を新しく商品化するようだ(写真はこちら:New Han Solo LEGO Star Wars 2018 Sets Leaked and Revealed! | Geek Culture)。
ここで面白いのが、TIE戦闘機そのものでなくて、付属の4体の人形なのだが、それぞれミンバンのストームトルーパー、帝国軍パイロット、ハン・ソロ、ベケット(Tobias Beckett)とある。
わざわざ「ミンバンの」と書かれていることから、惑星ミンバンに登場する特殊なストームトルーパーと思われる。デザインも灰色の鎧にマント姿で、キャプテン・ファズマっぽさを醸し出している。また、ベケットはウディ・ハレルソンが演じるキャラクターで、犯罪者だがハン・ソロのメンター、先輩のようなキャラクターということだ。
ハン・ソロもベケットも、このレゴでは、帝国軍の衣装を身に着けていて、これが変装なのか、実際に帝国軍の士官だった過去があるのかはわからないが、ハンとベケットが2人で帝国軍の恰好をしているとなると、おそらく変装だと思われ、そうなるとミンバンでハン・ソロとベケットが帝国軍相手に争うという展開があるかもしれない。
ポール・ベタニー演じるギャングスターは敵役か?
ポール・ベタニーが銀河系のギャングスターという役で出演することがわかっているが、彼がロン・ハワード監督と写った写真が数枚公開されている。
ポール・ベタニーは、ロン・ハワードへの監督交代と同時に、マイケル・K・ウィリアムズに代わって製作に加わったキャスト。マイケル・K・ウィリアムズが当初演じるキャラクターはエイリアン種族だったが、ポール・ベタニーに代わって人間のキャラクターになった。
おそらくだが、当初、製作側はジャバ・ザ・ハットのようなエイリアン種族のギャングを想定していたのだろうと思われるが、事情により人間へと変更したのだろう。だとすると、私は、ポール・ベタニー演じるキャラクターは、ハン・ソロの味方よりも、敵役なのではないかと推測する。
ちなみに、下記の写真で、彼の横に映っている透明なケースに入れられた小動物だが、これはひょっとすると密輸物品なのではないか。スターウォーズ版ワシントン条約(?)のものがあり、希少動物の売買が違法に行われていて密輸業者が幅をきかせているという背景でもあるのだろうか?
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モロクとランドスピーダー
再び、レゴ・スター・ウォーズからの情報。モロクのランドスピーダー(『75210 – LEGO Star Wars Moloch’s Landspeeder』)が登場するということだが、モロクというのはキャラクターの一人と思われる(写真はこちら:New Han Solo LEGO Star Wars 2018 Sets Leaked and Revealed! | Geek Culture)。
モロクはランドスピーダーに乗っており、面白いことに彼に従う一人のレボルトという名称のキャラクターが付属する。さらにコレリアン・ハウンド(コレリアの猟犬)と呼ばれるクリーチャーも登場するらしい。
コレリアン・ハウンド(コレリアの猟犬)と呼ばれていることからして、惑星コレリアに住む動物だと思われ、そうなるとモロクとレボルトというキャラクターもコレリアに関係するキャラクターだと思われる。
ちなみに、面白いのはその名前で、モロクというのは古代中東の神の名前で、元来ヘブライ語で王の意味をもつのだ。ちなみに、モロクで有名なのはその崇拝が人身供犠をともなうものであることなのだが、仮面をかぶった謎めいた風貌は何を意味するのだろう?
詳細は不明だが、ハン・ソロのスピーダーも登場することがわかっており、惑星コレリアにおいて、ハンとスピーダーチェイス、あるいはスピーダーレースを繰り広げる可能性が高く、またその風貌からして敵役であろうと思われる。
ハン・ソロのランドスピーダー
ランドスピーダーは、モロクだけでなく、ハン・ソロのものも登場(『75209 – LEGO Star Wars Han Solo’s Landspeeder』)するようだ。(写真はこちら:New Han Solo LEGO Star Wars 2018 Sets Leaked and Revealed! | Geek Culture)
ハン・ソロとキラが一緒にランドスピーダーに乗っているので、おそらく二人がランドスピーダーに乗るシーンがあると思われる。興味深いのが、ここにもコレリアン・ハウンド(コレリアの猟犬)が登場することだ。
つまり、モロクとレボルトの乗るスピーダーと同様に、惑星コレリアで彼らのスピーダーチェイスが観れる可能性が高い。
ハンのスピーダーについては、ロン・ハワード監督が公開している写真にも登場していたので、ハンとキラがスピーダーで移動する状況があることは間違いないだろう。
女性デス・スター・トルーパーが登場か?
レゴ・スター・ウォーズのリーク情報によれば、帝国軍のパトロール・バトル・パック(『75207 – LEGO Star Wars Imperial Patrol Battle Pack』)なるものも新商品として登場するようだ。(写真はこちら:New Han Solo LEGO Star Wars 2018 Sets Leaked and Revealed! | Geek Culture)
スピーダーバイクのような乗り物で帝国軍の紋章が側面にはいっている。そして、注目は付属のストームトルーパーの人形だが、デザインが新しいキャラクターになっている。どこかの惑星に配属された特殊なストームトルーパーのように見える。
もう一つの注目ポイントは、付属の黒いヘルメットをかぶった人形。このキャラクターだが名前が「デス・スター所属の兵士(デス・スター・トルーパー)」となっていて女性だとあることだ。
そこで気になるのが、タンディ・ニュートンの演じるキャラクターについて。ロン・ハワードと映ったタンディ・ニュートンの写真を見てみると、彼女が来ている服の右腕部分、ロン・ハワード監督の手に隠れて見にくいが、明らかに帝国軍のマークが入っている。
思うに、このデス・スター・トルーパーこそタンディ・ニュートンが演じるキャラクターなのではないか?
このキャラクターは、わざわざ「デス・スター」と明記されていて、かつ以下のような写真もすでに公開されていることから再びデス・スターが登場する可能性もある。
だが、ハンは『新たなる希望』の中でデス・スターを見て驚いているので、彼がデス・スターをこれ以前に知っていた、それこそ潜入したことがある、ということは少し考えにくいと思っている。そもそも、デス・スターはこの時まだ建造中だ。
そこで考えられるのは、デス・スターがまだ建造中の姿で部分的にでも登場する可能性だ。もしかしたら我々が知っているデス・スターのような球体には程遠い形ながらも登場するのであれば可能性はあるだろう。
冒頭に述べたように、ディズニーとルーカスフィルムは、スピンオフ作品を、『新たなる希望』から『シスの復讐』の間をさかのぼる形で作っていくと思うので、『ローグ・ワン』に続いて、あのデス・スターがどのように作られていったかという背景物語も時間を徐々に遡って語られるというプロットであれば、スピンオフとしてじつに巧みな物語の展開の仕方だと思う。
チューバッカの物語
『ハン・ソロ』には、チューバッカの他にもう一人ウーキー族のキャラクターが登場するのではないかと思われる。というのも、チューバッカが写っている以下の舞台裏写真の右上のモニターだが、よく見ると2人のウーキーが抱擁しているシーンであることがわかる。
一人はチューバッカで間違いないので、おそらくだが、チューバッカが親しい誰かと別れる、あるいは再会するようなシーンがあるに違いないと思う。
まとめ
以上、これまで、リークしている情報から断片的にわかっていることをまとめてみました。『最後のジェダイ』も公開から7週間がたち、徐々に『ハン・ソロ』への注目が高まってきました。予告編も今週末に出るかもという噂もあり、今後ますますメディアへの露出が高まっていくことでしょう。本ブログでもまたストーリーに関する話題を少しづつ挙げていきたいと思います。