『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』・ハンとランドのサバック・シーンの詳細が明らかに！？【ネタバレ】

　米国で5月25日に公開予定の『スター・ウォーズ』シリーズ最新作である『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』。この映画で描かれる物語で何と言っても注目はハン、チューバッカ、そしてランドの出会いでしょう。『スター・ウォーズ』スピンオフ作品としては２作目の本作ですが、旧三部作で描かれた旧作のキャラクターたちの過去の出会いを描くスピンオフとしては本作が初めてになります。その点が非常に楽しみな本作です。

《本記事は、映画『ハン・ソロ』に関するネタバレを含みます。またここで書かれている内容は筆者によるストーリーの予測と推測を含むものであり、公式なものではありません。》

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ハンとランドのサバック・ゲームでの台詞が明らかに！？

　先週２３日から２６日まで、米国ラスベガスで開催されていた映画関連のイベント、シネマ・コン（CinemaCon）の中で、ウォルト・ディズニー・スタジオは映画『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』において、ハン・ソロとランド・カルリジアンの二人が出会うことになるカンティーナでのサバック・ゲームのシーンの一部を公開したようだ（Disney shows how Han Solo and Lando meet at CinemaCon - The Washington Post）。エンターテインメント・ウィークリー紙では、このシーンの一部からハンとランドの間の台詞を明らかにしている（Solo: A Star Wars Story: New footage reveals start of Han, Lando friendship | EW.com）。

　これまでの予告編の紹介記事（『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』・ＴＶ予告編第２弾「Risk」が登場！【ネタバレ・考察】 - StarWalker’s diary）の中で書いていたように、ハンたちはある任務のために宇宙船が必要となり、すでに「凄腕の密輸屋」と評されるランドを知っているキラがハンたちをランドのもとへ案内するというのが２人の出会いのきっかけのようだ。 

He's the best smuggler around. He's attractive, too. Sophisticated. Charismatic...

彼は凄腕で密輸屋よ。魅力もあるわ。キザでカリスマもある…

    そして、サバックのテーブルに案内された二人は出会うわけだが、ランドの自慢話を聞いたハンは、彼に勝てると思ったのかゲームに加わるようだ。ここで、ランドはハンに「サバックをプレイしたことがあるのか？」と問うようだ。

　エンターテインメント・ウィークリー紙によると、このサバックのゲームでのハンとランドの会話は以下のようになるらしい。

H：Thinking you’re having a good day?

ハ：今日は調子がいいようだな？

L：I’m a lucky guy.

ラ：俺は運のいい男だ

  そこから二人と他のエイリアンを含めた面子がサバックをプレイするが、徐々にハンとランドだけが勝ち続けて、他は脱落していくようだ。

   そしてヒートアップしたとこで、ハンが勝負にでる。ありったけのチップをつぎ込んでレイズ（賭けた金額に対してそれ以上の金額を賭ける）する。この時二人は軽口で言い合うようだ。そして、ランドがハンに言う。

Ｌ：Whoa, whoa, whoa, Han, slow down. You might want to quit while you’re ahead.

ラ：おう、おう、おう・・ハン、落ち着きな。勝っているうちに止めておいた方がいいぞ。

Ｈ：You might want to quit when you’re behind.

ハ：負けているうちに止めておく方がいいぞ

　この場面、ランドはハンが自分の船を賭けてレイズしたことに対して、ランドも自分の船（ミレニアム・ファルコン号）を賭けてコール（前のプレイヤーと同額のチップを賭ける）するらしい。

Ｌ：Time to find out if you’ve got the nerve.

ラ：あんたの度胸を見せてもらおうか

 　これによると、どうやらハンとランドはそれぞれ自分の船を賭け合うらしい。当然ながら、勝つのはハンというのはすでに我々は知っているわけだが、気になるのはハンが賭ける自分の船は何か？という点だろう。予告編では、ファルコン号を操縦するハンしか登場していないが、ハンはハンで自分の船を賭けているようなので自分の宇宙船を持っているのだろうか？

　また、ヴァラエティー紙の記事（‘Solo: A Star Wars Story’ Footage Shows Han Meeting Lando – Variety）によれば、キラはハンに「ランドはカードゲームで船を手に入れた」こと、そして「ハンならランドを打ち負かせる」ということを言うらしい。そしてハンは実際にそうするようだが、この台詞通りであれば、ランド自身もミレニアム・ファルコン号を他の人からギャンブルで奪い取ったということになる。

　『帝国の逆襲』のハンの台詞によれば、ハンとランドのこの勝負は「イカサマなしの賭け」だったようだが、ハンはどうしてもミレニアム・ファルコン号が欲しいようでランドに対して真剣勝負を挑むようだ。

　ちなみに、このシーンを見たと思われる『ファンダンゴ』の編集者のエリック・デイビス氏は自身のツイッターの中で、この場面についてツイートしており、「ランドがハン（Han）のことをハンド（Hand）のように発音し間違える」ようだ。handというのはカードゲームで持ち札や手のことを言うが、このあたりはただの冗談交じりか、真面目なのか、そもそも相手の名前などを意に介さないのか、相手の名前を発音し間違えているランドというのはなかなかランドらしさが出て面白い。

まとめ

    日本での公開が６月末と考えると、時間がまだありそうですが、米国ではすでに公開まで１ヶ月を切っており、さらに本作がカンヌ映画祭で５月１５日には上映されることを考えると、お披露目まであと２週間と少しとなり、もう直前です。メディアの取り上げも直前モードになり、映画の中身に関する重要なネタバレの情報も出てきそうです。