ファントム・メナス
クローンの攻撃
シスの復讐
新たなる希望
帝国の逆襲
ジェダイの帰還
フォースの覚醒
最後のジェダイ
エピソード９
ローグ・ワン
ハン・ソロ米国で５月２５日に公開予定の『スター・ウォーズ』シリーズ最新作である『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』の新しい３０秒のＴＶ予告編の第５弾「Ride」が解禁されました。今回新しく出た惑星を飛び立つミレニアム・ファルコン号のデザインに注目です。
《本記事は、多分に映画『ハン・ソロ』に関するネタバレを含みます。またここで書かれている内容は筆者によるストーリーの予測と推測を含むものであり、公式なものではありません。》
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ミレニアム・ファルコン号が飛び立つ！
今回の予告編映像で新しく登場したのが、ミレニアム・ファルコン号が惑星から飛び立つ映像。画面下部に写っている惑星は、青白い色に白い雲がかかった惑星のように見える。そして、なんと注目は、ミレニアム・ファルコン号の前方のマンディブルだ。
これまでの予告編映像などから分かっていることは、本作で登場するランドが所有していた時代のミレニアム・ファルコン号は前方のマンディブルが左右二つに分かれておらず、まっすぐ前に突き出した三角形をしている（『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』・ミレニアム・ファルコン号、新デザインの秘密【ネタバレ】 - StarWalker’s diary）のはすでにご承知の通りだが、今回の映像に登場したファルコン号は我々がよく馴染んでいる姿をしているのだ。
これまで玩具などで商品化されているデザインでは、この前方の部分が着脱可能な救命艇のような機能があるようになっているが、やはり本作ではそれが実際に使われるのかもしれない。
さらに今回の映像では、ファルコン号の下部が見れるが、ランドの時の違い表面の装甲板が外れて一部は内部が剥き出しになっている。そして、真ん中にある砲座の部分に、お馴染みのレーザー砲がない。これまでの予告編の中で、砲塔部分にレーザーが直撃するシーンも登場しているので、おそらくファルコン号はTIE戦闘機とのチェイスシーンで相当な被害を受け満身創痍な状態になるのだろう。
これまで本作では、ランド時代のファルコン号のデザインしか見られないものと思っていたが、そうではなく、本作では、ランド時代のデザインと、ハン時代のお馴染みのデザインの２つが登場し、デザインの変遷とその理由を裏付ける物語が描かれるのかもしれない。
チーム・ベケット
前回の予告編で登場していたチーム・ベケットの４人が収まった映像だが、今回も別の角度からこの４人と映した映像が登場している。エンヴィス・ネストらの彼女の率いるクラウド・ライダーズ（『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』・敵役の盗賊集団と惑星の名前が新たに判明！【ネタバレ】 - StarWalker’s diary）のもとへやってきたベケット、ハン、キラ、そしてチューバッカだ。
今回、注目すべきはキラとドライデン・ヴォスのツーショットである。そしてドライデン・ヴォスの台詞も登場する。たった３語の台詞だが、おそらくミレニアム・ファルコン号のことを指しているように思える。
Incredibly fast ship.
信じられないほど速い船だ。
おそらく、「大物のギャング」であるドライデン・ヴォスが大きな仕事を行う情報をかぎつけたベケットが、ハン、チューバッカを招き、彼らはドライデン・ヴォスのもとへやってくるのだろう。キラはおそらく長い間ドライデン・ヴォスの元で働いていたと思われるが、キラはランドのことを知っているので、もしかしたら、ドライデン・ヴォスがミレニアム・ファルコン号のことを知っているのであれば、ランドもかつてドライデン・ヴォスのために仕事を請け負った経歴があるのかもしれない。
船はあるがパイロットが必要だというドライデン・ヴォスに対して、ハンが「パイロットならいる」と答える。おそらくだが、この時点ではハンはランドを知らないのだろうが、ハンは自分のことを「銀河一のパイロット」だと自負して周りにもそう言っているわけで、ハンはこの時すでにドライデン・ヴォスが言及した「速い船」を自分が操縦したい、自分は操縦できると興味を示しているようだ。
You've gotta bring a pilot.
パイロットが必要だ。
We've got a pilot!
パイロットならいる。
注目すべきは画面右側。なんとドライデン・ヴォスの収集した骨董品の中に、なにやら怪しげなものが見えるが、これはまさしく「結晶髑髏（クリスタル・スカル）」ではないか！ほとんどの方には説明不要だろうが、「結晶髑髏（クリスタル・スカル）」というのは、ルーカスフィルム製作のインディアナ・ジョーンズ・シリーズの映画第４作『インディ・ジョーンズ／クリスタル・スカルの王国』に登場する髑髏の形をした結晶体である。 なんともファンに嬉しいファン・サービス、そしてハリソン・フォードへの敬意をこめた粋なオマージュである。
Punch it !
やはり登場するのがこの台詞「Punch it !」。『帝国の逆襲』でハンやランドが使っていたこの台詞は、やはり本作でも登場するようだ。『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』でもポー・ダメロンが言っていた。この台詞については、以前こちらの記事（予告編から考察する『最後のジェダイ』は何を語るのか？～その13～【ＴＶ予告編第９弾・11/19 公開！】 - StarWalker’s diary）に書いたので興味がある方はご参照ください。
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キラとハン
惑星コレリアでキラとハンが乗るＭ―６８ランドスピーダー（『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』・ハンのランドスピーダーの名前が判明【ネタバレ】 - StarWalker’s diary）のシーンで、新しい映像が登場。モロクとのスピーダーチェイス のシーンの一部だろうと思われるが、無邪気にはしゃいでいるキラが可愛らしい。
ここにハンの台詞が重なる。何かをうつろな哀しそうな表情で見つめているハンだが、彼の方にチューバッカがそっと腕を回す。ハンの副操縦士はチューバッカしかいないのだ。
The real question is who's gonna be my co-pilot.
問題は副操縦士を誰にするかだ。
デジャリック
そして、なんとも嬉しい映像が登場。ベケットとチューバッカが２人でミレニアム・ファルコン号の船内でデジャリックをプレイするシーンが登場する。負けてしまったチューバッカが悔しそうにテーブルを叩くが、ベケットが冷静に宥める。そして、コアなファンは気が付いたかと思うが、デジャリックでチューバッカが負けるこの場面、実は『新たなる希望』で、チューバッカがＲ２相手に負けていたのと、まったく同じ負け方をしているのだ！
チューバッカはどうもデジャリックには弱いというか、この時からまるで上達していない笑。さらに、ゲームに負けたイライラしたチューバッカが、テーブルの上の駒（ゲームキャラクター）を掃おうとするが、ベケットが冷静に「ホログラムだよ」と言うの最後のオチには笑ってしまう。
You can't wipe them off. They're holograms.
消せないぞ。ホログラムだよ。
チューバッカのデジャリックの初体験はかなり苦い体験から始まったようである。チューバッカはベケットの腕を抜こうとするのだろうか？まだまだ見所がたくさんありそうで公開が待ち遠しい。
