『スター・ウォーズ／エピソード９』～レイの帰還は描かれるのか！？ジャクーまたはジェダの再登場の可能性～【ネタバレ】

　公式発表もすでにあったように、スター・ウォーズ新三部作はその完結編となるエピソード９が、８月１日からロンドンのパインウッド・スタジオで撮影が開始されます。そんなさなか、ロケーションでの撮影地として、新しく候補に挙がってきた場所が浮上してきました。

《！以後、『エピソード９』のネタバレを含みます。ただし今回紹介する情報はあくまでも噂に過ぎないものであるため真偽の保証はありません。》

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ロケ地にヨルダンが浮上
ジェダかジャクーか？
古代ジェダイの遺跡が舞台に？
まとめ

ロケ地にヨルダンが浮上

　エピソード９の撮影は、ロンドンのパインウッド・スタジオから始まるようだが、当然ながらロケーションでの撮影もある。以前の記事でロケ地の噂と、撮影時期の不思議を考えてみたが、今回新しい場所がロケの候補地として挙がってきた。

　それが、ヨルダン。ヨルダンは正式にはヨルダン・ハシェミット王国といい、イスラエル、サウジアラビアなどと国境を隣接する中東の国だ。スター・ウォーズに関する有力な情報サイトであるメイキング・スター・ウォーズに３０日に掲載された情報によると、どうやらエピソード９の一部が、ヨルダンで撮影されるのではないかということだ（Rumor: Star Wars: Episode IX to film in Jordan?）。

　『フォースの覚醒』では、惑星ジャクーの撮影が、アラブ首長国連邦のアブダビとルブアルハリ砂漠で行われたが、ヨルダンも当初ロケ地候補に挙がっていたのだ。このことから考えてみると、仮にエピソード９の撮影がヨルダンで行われるとしたら、新三部作のつながりを考えると、ジャクーが再登場する可能性は高い。

　『ジェダイの帰還』で、ルークは再びタトゥイーンに戻ってくるが、同じように、レイもまた故郷の星ジャクーに戻ってくる可能性は普通にあり得るだろう。

ジェダかジャクーか？

　だが、もう一つの可能性がある。『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』で登場した惑星ジェダだ。というのも、結果的に、『フォースの覚醒』はヨルダンで撮影しなくなったわけだが、ヨルダンは代わりに『ローグ・ワン』でジェダの撮影地として利用された経緯があるからだ。

　もし、ジェダが登場するとなると、非常に興味深い。なぜならば、ジェダは、正史においてフォース信奉者にとって重要な土地であり、ジェダイと関わりの深い惑星とされているからだ。ジェダイの名前の由来が、この惑星とされているという設定や、古代ジェダイに関わる遺跡があることになっているのは、ファンならばすでにご存知のことだろう。

　さて、そうなると、可能性として、レイが古代ジェダイの秘密を解き明かすべく、この惑星ジェダを訪問することは考えられるではないか。レイは『最後のジェダイ』において、惑星オクトーに納められていたジェダイの書物を、ルークが焼く前に持ち出している。となると、これらの書物からジェダのことを知ってもおかしくはないし、もしかしたら、ルークが霊体となって現れ、「ジェダに行くのだ」と告げるという、『帝国の逆襲』のホスのオビ＝ワンとルークのやり取りに似たものが登場するかもしれない。

古代ジェダイの遺跡が舞台に？

　いずれにせよ、私は、このジェダあるいはジャクーが、エピソード９の物語において非常に重要な意味を持ってくるのではないか、と思っている。

　というのも、以前の記事（『スター・ウォーズ／エピソード９』はどこで撮影？わかってきたロケ地情報 - StarWalker’s diary）で書いたように、ロケーション・スカウトは、米国内でも行われ、ユタ州のアーチーズ国立公園なども候補になっている。

　アーチーズ国立公園は、かつてルーカスフィルムが製作した大ヒット映画である『インディ・ジョーンズ／最後の聖戦』の撮影が行われた場所で、ルーカスフィルムとは縁があるのだが、今回噂されよるとているヨルダンも『インディ・ジョーンズ／最後の聖戦』の撮影が行われた場所なのだ。古代ヨルダンの都市であったペトラ（ペトラ - Wikipedia）には、エル・カズネという砂岩の崖の岩肌を削って造られた建造物があり、世界遺産にもなっている。『インディ・ジョーンズ／最後の聖戦』の終盤で、まさしく聖杯が隠されていた場所として登場するのがこの場所なのだ。

　以前の記事（『スター・ウォーズ／エピソード９』はどこで撮影？わかってきたロケ地情報 - StarWalker’s diary）で紹介したように、エピソード９のロケーション・スカウトでは、世界遺産級の遺跡群についていろいろな場所を回っており、これらはジェダイ寺院のロケーションと探しと考えられないだろうか。